里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

播き直しのハクサイと中晩生ハクサイの管理

2023年09月20日 | 畑:葉菜類

壊滅した早生ハクサイの播き直しを試しています。
壊滅したのはシンクイムシによるもの。正確にはハイマダラノメイガ。
異常な高温による虫の発生とみられ、気付いた頃には時すでに遅し。初めての経験です、
全て抜き取り処分。同じところを管理機で耕耘し播き直しました。
当地の種播き晩限を越えているので、あくまで試行です。
播いたのは当初と同じ「錦秋60日」の残り種。
1カ所に7、8粒播き。強い雨に当りましたが、発芽はまずまず。
多く発芽したところは数本に間引きました。


株元に粒剤(オルトラン)を置くことで防止効果があるとの記事を見たので実践してみることにしました。


水に溶ければ吸収されて効果があり、ガス効果も多少期待できるのかもしれません。
本来なら今頃は葉が立ち上がって、結球の気配が感じられる頃でした。
神社の秋の祭典には早生のハクサイを供えるつもりでしたが、残念。
こちらは中晩生のハクサイ。


品種は「錦秋80日」
とうに1本立ちにしている時期ですが、敢えて少し様子を見ていました。


小生は無農薬栽培ではないので、被害が分った後、アオムシやコナガ用の手持ちの薬剤を散布しました。
他のアブラナ科野菜も同時に行っています。
シンクイムシに対する効果のほどは不明でしたが、効果はあったようです。
今のところその後の被害は確認していません。
ここで全て間引きし1本立てにします。


合わせて追肥と土寄せをします。
株の両肩に速効性の化成肥料を少量バラ撒きます。


土の水分が多いため管理機は用いず鍬のみで株元に土寄せしました。


取り敢えずは、それらしい姿になりました。


結球開始前に、再度追肥土寄せを考えています。
シンクイムシについても引き続き注意して見ていきたいと思います。