里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

アスパラ菜の孫茎を穫る

2021年12月15日 | 畑:花菜類

アスパラ菜は孫茎の収穫が盛りです。
9月早々に直播きし、10月10日前から親茎の収穫を開始。
11月初めからはわき芽(子茎)の収穫が始まりました。
分りやすく子茎と言っていますが、一般的には1次側枝と言うようです。
11月が子茎の収穫最盛期でアスパラ菜のピークです。
すでに収穫が始まって2ヵ月余りが経過。


下葉は老化し、傷みが見えます。


葉の白い斑点は肥え切れすると発生するようで、白斑病でしょうか。
ただし、発生するのは外葉で、トウには殆ど出ません。
全般に気温が高く、収穫が進みました。
子茎の収穫はほぼ終わり、今はそこから出るわき芽(孫茎)の収穫がメインです。


これは一般的には2次側枝と言っているようです。
収穫が進んでくると子茎と孫茎の区別がつきにくくなってきます。
大方、切り口の古いものは子茎、新しいものは孫茎です。
この株では伸びている蕾がこれから収穫する孫茎。


親茎は太いわき芽(子茎)が穫れるよう数芽残して切るようにしています。
わき芽(子茎)も2、3芽と少なく切るようにしています。
このようにすでに沢山の穫り跡が見えます。


孫茎の収穫の進んだ株はすでに20本くらい穫った株もあります。
この株の孫茎を収穫してみます。


すでに穫り終わった孫茎もあります。蕾から花が咲き加減の茎が穫り頃。
孫茎も2、3芽で切ります。右手前の子茎に鋏を入れたところ。


収穫後。3本穫りました。


別の株で。

中央の1本を切ったところ。


収穫後。2本収穫。切り口で分ります。


孫茎の葉の付け根には、すでにひ孫に当たる3次側枝が見えます。
露地で良いひ孫を穫るのは難しい。細く短くなります。
これから冷え込みが強まると凍害を受けやすくなりますが、今のところはまだ大丈夫。
氷点下に下がっても徐々に下がるのは耐寒性が増して頑張りがききます。
急激に下がるとダメージを受けます。
数株穫ってみました。


最も良いアスパラ菜が穫れるのは子茎ですが、孫茎もこの程度なら十分です。