里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬至カボチャを辛うじて確保

2021年12月22日 | 畑:果菜類

今日は冬至。
何とか冬至カボチャを確保できました。
冬至にカボチャを食べるのは当地方の昔からの風習。
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。
しかし、幼少の頃に我が家で冬至カボチャを食べたという記憶はありません。
何時から食べるようになったかも曖昧です。いつの間にやら母が作っていたことは確か。
昨年は1個もものにならず、今年も出来は良くありませんでした。
貯蔵用の遅穫りカボチャは7月1日に直播き。
品種はサカタのタネの「雪化粧」。
当初は1本仕立てで、途中からはほぼ放任。
1番果はものにならず、2番果を何とか確保。
10月下旬に辛うじて3個収穫しました。
これがその時収穫したもの。小さい1個はおまけ。


昨年、一昨年と作った白爵は果皮がほぼ白色に近い。
一昨年は結構穫れたものの、昨年は収穫ゼロ。
これは一昨年の冬至カボチャの白爵。


今年は品種を変えました。雪化粧は白爵より灰色がかっています。


わずかだけなので、まだ一度も食していません。
ですから味の方は確認できていません。
まともに穫れていれば逐次消費し、今頃に冬至用のカボチャ分が残っているはずでしたが。
大きめの1個は助っ人が持って行きました。
残っているのは小型の雪化粧2個。


この雪化粧を切ってみました。


悪くないように見えますが、どうでしょう。


普通栽培の九重栗カボチャの3番果も残っています。
これは9月末に収穫したもの。
まだ大分残っていました。


裏返すと、大きい2個はカビが出ていました。


小さい方は何ともなさそうです。
切ってはみませんでしたが、劣化していると思うので味の方はどうでしょう。


この辺りの冬至かぼちゃは小豆と一緒に煮込みます。
我が家ではシンプルなかぼちゃ煮。おまじないのようなものではあります。