里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

2021年秋冬野菜を総括(作柄は良)

2021年12月30日 | 畑:葉菜類

ハクサイやダイコンの冬囲いも終わり、今年の秋冬野菜は終盤へ。
ここで今年の秋冬野菜を総括し、記録しておくことにしました。
今年は8、9月は天候不順で雨が多く、種播きや植え付けなどやりにくい年でした。
しかし、10月以降は総じて好天、気温も高く経過しました。
当地、何より今年は台風や集中豪雨などの直撃がありませんでした。
近年は、程度の差こそあれ毎年のように災害に見舞われています。
そういう意味では、今年は秋冬期の天候に恵まれた年と言っていいでしょう。
したがって、作柄も総じて良。
個別に見てみます。
まずは秋冬野菜の代表格ハクサイ。


これは冬囲い時の中晩生種。早生種ともに作柄良。


ダイコン。

これは冬囲い時のダイコン。早播き分ともに良。


キャベツ。
これは冬キャベツ


こちらは秋キャベツ。冬キャベツともに良。


ニンジン。


これは半数を冬囲いにした冬ニンジンで良。早播きの秋ニンジンはやや良。


ネギ。


一般的な長ネギとして見れば並か。
しかし、我が家としては作り方を変えたのを考慮し、これでやや良。


ブロッコリー。
ただし、これは側花蕾。


頂花蕾は特大級甚だ多く、作柄良。


ホウレンソウ。


早播き分はやや不良。ただし、これは畝作り不手際によるもの。
その後の2作は良。


小カブ。


生育、揃い極めて良好で作柄良。


シュンギク。

生育旺盛、収量多く作柄良。


レタス(玉レタス)。


生育不揃いで、やや不良。


リーフレタス(グリーンリーフレタス)。


生育旺盛、揃い良く作柄良。


リーフレタス(サニーレタス)。


生育旺盛、揃い良く作柄良。


花菜(寒咲花菜)。


生育順調で作柄良。


アスパラ菜。


斑点症状有り、並。


ターサイ。


生育ばらつき有り、並。


チンゲンサイ。

生育ばらつき有り、並。


縮み雪菜。

生育ばらつき有り、並。
ただし、ターサイ、チンゲンサイ、縮み雪菜は畝作りの不手際によるもの。


水菜。

生育順調でやや良。


これは、小生あくまで独自の作柄評価です。
一部作り方の不手際が要因のものがあり、ミスしなければ作柄良だった可能性が高い。
全体的に見れば、近年では一番といってよい出来です。
これは全国的な傾向か、特に東日本では共通だろうと推測します。
そのため秋冬野菜の市況は低迷。この傾向は、今冬しばらく続くのでしょう。
しかし、この度も日本海側でドカ雪があり、気象によっては大きく変わる可能性も。