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ペンギン×アート作家 松島佳世のブログです。
展覧会情報と創作の日々の様子を書きます

Tシャツのペンちゃん

2022-06-19 16:16:00 | 制作の様子

いよいよ梅雨入りしました。

私の住んでいるところではあまり降らないので「ほんまに梅雨なんかなぁ~」と思いますが、骨折した足指がうずくので、梅雨だと実感します(笑)

今週は「斜め上を行くTシャツ」展の作品作りをしていました。

そもそもTシャツに何を描くかと考える前に、絵具はどうするの?Tシャツはどこで買うの?サイズはどうするの?などの疑問点が多すぎて下準備に時間がかかっておりました。

月初めに家族にイオンに連れて行ってもらいましたが、布用絵具は売ってないし手描きに適している無地の白い綿100%のTシャツも売っていない。そもそもイオンで揃えようというのが間違いかもしれないけど、足指骨折中によりあちこちに探しに行けない。

仕方がないのでネットで調べたら、あまりにも情報が多すぎてネットサーフィンどころか溺れておりました。トホホ

結局画廊に聞きました(初めからそうすればよかった)

ネット注文だと品がわからないので、おすすめのメーカーをすべて発注することに。

サイズもその店に在庫があってすぐに送ってもらえるサイズにしました(なんせこの段階で先週の木曜日でしたから、今週の頭には届けてもらいたくてかなり焦ってました)

余談ですが、実は私はネットで物を買うのはすごく苦手でした。いつも息子にやってもらってましたが、今回のおかげでできるようになりました(これも怪我の功名)

絵具はアクリル絵の具で大丈夫と言われたのですが、硬くなるから着ごごちが悪いとネットにありました。ファブリックメディウムなるものを買って手持ちの絵具と混ぜて柔らかくする方法もあるみたいですが、量が多そうなので今回は見送りました。

描きたいものを考えてネットで布用絵具の白と黒だけ買いました。

 

そう、モノクロのTシャツを作ることにしたのです。

 

参加のお誘いが来たときは骨折前。

ペンちゃんを赤や黄色や青の色鮮やかな背景で描いたらかわいいだろうなぁと妄想しておりました。

しかし骨折してからは…

家族をはじめご近所さん、看護師さん、お友達、ネットでの知り合いなど多くの方が心配してくれて、私って恵まれているなぁ幸せだなぁと思う反面、やはりちゃんと治るんだろうかとどこか不安で心が晴れませんでした。

 

創作というのは正直なもので、自分にないものは描けない。

無理はしないことにしました。

 

さて、ペンちゃんをモノクロでどう描こう。

いろいろ候補がありましたが、究極の可愛さではもうこれしかないやん!

というこで、ジャーン

芦雪の犬(検索してね)

長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」にでてくる犬をパスティーシュ(芸術模倣)をすることにしました。

こだわりはしっぽの位置です❗️

サイズはSとM

これはサイズS  身丈66 身巾49 肩幅44 袖丈19cm

こちらはサイズM 身丈70 身巾52 肩幅47 袖丈20cm

(手描きなので同じように描いても微妙に違う

男女兼用にしたくて、男性用のTシャツにしました。

最近は女性にゆったりめのTシャツが流行っているから女性でも全然OKだと思います。

 

以下は制作過程の写真です。

 

 

他にも別の絵で2枚描きました。これはまた次回にアップします。

 

「斜め上を行くTシャツ」展

期間 2022.6.27(月)~7.7(木) 12:00~19:00(土・日は17時まで)
場所 大阪市中央区久太郎町2-2-8 八木ビルB1
   06-6261-3840
   堺筋本町  不二画廊

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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