民主党の広告は何なの？

今日の朝日の朝刊に民主党が一面広告を出した。

私は無党派層なので、その時その時の気持ちで投票している。

ただこの広告を商品の広告の視点でみれば、これは失敗である。この内容なら出さないほうがよかったかも。論理が矛盾だらけ。Ｑ＆Ａ方式だが支離滅裂。
唯一伝わったのは誠実さである。

Ｑ　無駄遣いの削減って進んでるんですか？
Ａ、今度は「特別会計」に切り込んでいきます。って答えになっていない。
※　質問は進んでるんですか？と質問しているのに何故これからの話をするのか。
　　回答はこのぐらい進んでます、って回答するんでしょうが。

Ｑ　「消費税」って急に言われても困ります。
Ａ、赤字国債で賄うのは限界です。
※　つい９カ月前のマニュフェストはなんなのか。財源はあると言っていた。まずそのことに触れなくてはいけないのではないか。

Ｑ、総理大臣は一言いえば物事決まるじゃないですか？
Ａ，「特別会計」だって法改正が必要で簡単に決まらない。だって。
※　最初の質問で「特別会計」に切り込むって言っておきながら、その直後簡単には決まらない　　だって。物凄い流れ。これは読んでる方が戸惑うねえ。消費税だって簡単に決まりませんって暗に言っているようなもの。じゃあ政権をとらせてください、お任せ下さい、って言っていたのは何なのか。

Ｑ、国民にばかり負担を押しつけていないですか？
Ａ、私たちも身を削る覚悟です。もちろん官僚も。
※　そんなの前回の衆院選の時の話。もう着手していないといけない話。

以上のことは民主党批判ということではなく、あくまで企業の広告と見た場合の個人的な意見なので投票の参考にしないでください。といっても、そんな影響力はないか。(笑)　
だったら私が出馬している。(笑)