闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3627~31
1)ブルース・エバンス監督の「Ⅿr.ブルックス」
何不自由ない裕福な実業家が楽しい殺人を繰り返すが、だんだんそれが嫌になっていくという2007年のハリウッド映画。なんでこんな下らない阿呆莫迦映画にケビン・コスナー、ウイリアム・ハート、デミ・ムーアが出るのかさっぱり分からん。
2)ピエロ・パオロ・パゾリーニ監督の「テオレマ」
1968年のイタリア映画でテレンス・ヤング青年がシルバーナ・マンガーノをはじめとする一家全員と寝て立ち去り、その後一家是全員が滅びる噺。アンヌ・ヴィアゼムスキーが娘役で出演。
3)トッド・フィールド監督の「TAR/ター」
2022年にケート・ブランシェットが演じるベルリンフィルの首席指揮者が性的醜聞に塗れて没落する姿が哀れを誘う。男性の言葉になっている彼女の日本語字幕に違和感を覚えるのは、当方に性的差別が残っているせいだろう。
4)アドラー監督の「UKコネクション前後編」
全英に恐怖を齎した双子のギャング、クレイ兄弟の隆盛と末路。
5)ミカエル・マルシメーン監督の「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」
2012年、セスナに乗った男女が次々に訪れる絶対絶命のピンチをどうやって乗り切れるか?
ほんとうにその必要に迫られて介護保険を利用してるの? 蝶人