ホスピタルクラウン

たまたま間違って録画してしまった番組を見ていて、初めて知ったホスピタルクラウン、皆さんご存知ですか？

闘病中の子供に楽しみを与える為病院等に訪問する笑顔を届ける道化師のことです。欧米等では普及しているサービスらしいのですが、日本では名古屋に協会があるらしいのです。

番組中、クラウンさんが来るのを朝からワクワクしている子供の姿がありました。長い闘病生活は明かりの見えない暗闇の中に長くいる気持ち、すごくよくわかります。いつ良くなるとも分からない中、自分の意思とは別に病気と闘い続ける忍耐力は肉体のみならず強靭な精神力を持ち合わせた人でも辛いもの。増してや子供ですから、無邪気に遊びたいという気持ちよりも日々生きることに必死な子もいるのです。

父の闘病中、がんセンターで見かけた闘病中の子供達。ＩＣＵでわがままも言わずじっとしてる（わがまま言う元気すらないか、わがままや愚痴を言うと親を苦しめることを知っている）子供やその様子を見て疲労困憊なお母さんやお父さん、その姿を見てとてもいたたまれない気持ちになることが多々ありました。父は子供好きだったので、よく話しかけたりしていたせいか、ひょっこり父の病室に遊びに来る子供もいたり、差し入れを持ってきてくれるお母さんがいたりもしました。

そうした交流経験から、私もいつか何か彼らの為にできることはないかと考えることがあります。

病気を治してあげることはできないけれど、一瞬でもいい、楽しかった思い出や楽しみがある、これってステキな贈り物ですよね。私なりに自分にできること、考えてみたいと思います。

そういえば、私のお客様で積極的に寄付をさせている方がいます。自分の給与の中から毎月積み立てをするように…仕事があるうちはと。お年を召した方ではないので、私もそういう活動ができるといいなと思います。