katsura's note

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ボーリング

2005年07月22日 | Weblog
今日、同期の仲間とボーリングへ。
そして、2次会も用意させていたが、私は諸事情により飲み会には参加せず、運動する方のみ参加。

2ゲームしたけど、かなり良くない成績。。。
とは言え、短い時間にぎゅっと楽しさ&リラックス感&ふとした会話を交えた2時間となり、とても有意義。

みんな忙しいながらも、時間や機会を作ることの大事さを忘れずに、これからも協力しながらやっていけたらと思います。

腑に落ちない。。。

2005年07月22日 | Weblog
今日の出来事。
というか、感想。

しめて、“腑に落ちないことが多い”一日だった。
そして、“腑に落ちない”が為に、もどかしさを感じてしまうこともあった。
気分の切替が上手く出来るとき、出来ないときがあるけど、今日は前者。でも、こういう日もある。

そう思って、ちょっと心にシミを残したままではあるが、少し気を楽に持とう。
他のことを考えてみよう。

そう思うのであった。

大いなる遺産

2005年07月22日 | Weblog
大いなる遺産って、とても壮大なタイトルのようにも思えますね。
何故、今日のタイトルが“大いなる遺産”なのかと言うと、最近感じたことに影響を受けてのことです。

皆さんにとって、“大いなる遺産”もしくは、“遺産”って何をイメージされますか?

私にとっても、とてもスケールの大きなものに感じてしまいますが、視点を手の届かないような大きなところで考えるのではなく、ふと至近距離というか、自分の身の回りを見回してみると、実は普段有り難味を感じているようでもあり、と同時にその有り難味をあまり感じていない(と言うか、それを伝えていない、当たり前のものだと感じてしまっている)ものだったりするのかもしれません。

What I mean is...

それは、恩恵を感じるものだったり、環境だったり、家族だったり、友達だったり、、、
遺産と言う意味では、とても身近な印象もあり、そうすると一番近いと言うと、家族なのかもしれませんね。

今日はそんな中、(もう他界してしまった)祖父についてお話したいと思います。
(因みに祖父については、以前ブログをはじめた頃に書いたこともありましたね。)

祖父はとても、勉強熱心な人でした。
ですが、少年時代、そして青年期の環境というのは、祖父が望む勉学の道を断念せざるを得ない状況だった為、長いこと悔やみつつも、悔やむだけではなく、実際に独学で勉強を続けた人でした。

そういった祖父の経験からも、私達の世代では、祖父の若い頃とはかなり格差のある、とても恵まれた教育環境を選ぶことができる時代にシフトしていたせいか、「勉強の大切さ」について、「いかに恵まれているか」について、よく話しを聞かされていました。

その割にあまり勉強しなかった自分を悔やんでいると言う訳でもないのですが、、、(これに言及すると筋がずれそうなのであまり言及しないでおきますね。)

で、今日何を思ったかと言うと、、、

今日(厳密に言うと昨日)、とあるセミナーでVTRを見たんですね。
それは、かなりご高齢の(100歳を間近にした)方が、98歳になった時にはじめた勉強についてだったんです。

その方(おばあさんということにします。)は、長いこと自分が小学校(きっとこの頃で言うと、現代の中学校にあたることでしょう)さえもろくに出ていないことを悔やんで、約90年間生きてきたそうです。

そこで、とある福祉団体の方がその言葉に耳を傾け、「それでは今から勉強されてはいかがですか?」と提案されたところ、「孫が英語を習っているから、私も英語が勉強してみたい」とのことで、98歳から英語を学んでいるそうです。

そして、100歳になるまでに100個の英単語を覚えることを目標に頑張ってこられたそうで、VTRにはそのおばあさんの“学ぶ喜び”について、そして、これまでの人生について、少しかいつまんだ形で、かつ、本人の言葉で紹介がありました。

因みに、、、そのVTRは福岡で撮られたものであることが、VTRの音声が流れはじめた途端、わかってしまった私。
そのイントネーションや方言は博多弁と言うよりは、あきらかに朝倉弁か甘木弁。福岡の人でも聞き分けがつかないであろう、かなりローカル色の強い区分けなのですが、私にはとても耳なじみのある、とても懐かしく、心に響く言葉だったんです。

それは、母方の祖母や母方の親戚がよく使う独特な言い回しとイントネーション。思わず、母方の祖母を思い出しました。

母方の祖母については、後ほどお話するとして、このおばあさん。とても楽しそうにお話されているのが、画面を見ていてひしひしと伝わってくるんです。その表情たるや、顔に年輪を刻んだ痕跡(しわ)があるものの、少女のような瞳で、屈託の無い笑顔と高らかな笑い声。そして、最後には「See you~」なんて言ってのける明るさ。この方が100歳間近だとは考えが及ばない程、元気でポジティブなんです。

こんなおばあさん、ステキじゃないですか!
因みにこのおばあさん、100歳までに100個の英単語を早々とクリアし、現在はと言うと、、、老人ホームの方に英語を、そして、学ぶ楽しみを教えているそうです。素晴らしいですよね!自ら実践して、目標をクリアするだけでなく、実体験を元に人に教え、元気付けているのですから!

もう、それだけで目がウルウルなのに、それに加え、ローカル言葉。まさしく、涙ものです。

ちなみに今日このVTRを見た経緯というのは、「脳の働きについて」というテーマだったのです。脳の働きは、年齢とともに老化していき、最も避けるべきは、使わなくなることなのだとか。(←かいつまんで話している為、この一文については、ちょっと極端な表現になってますことをお詫び申し上げます。)

逆に、脳を活性化、使うことによって、意欲も増すし、自発的行動が増え、物忘れも減り、健康を維持する為の働きを助け、コミュニケーション能力を高め、等など素晴らしい効果があるのだそうです。(←実際の研究によって、顕著になってきていることです。)

そんな例として、登場したのがおばあさん。
幾つになっても、ステキな方には見習うべきことが多くあるんだなと痛感させられました。

そして、脳を活性化させる為には、いくつかポイントがあるそうです。
その一つに書く(実際に手を動かす)という行為が挙げられます。そして、考え、想像する事等も効果的なのだとか。

そういった意味では、絵画なんかもとても良いのだとか。
先程言及した、私の母方の祖母。
見た目は普通のおばあさんなのですが、とても感性の豊かな人なのですね。例えば、今でも趣味がたくさんあって(とは言え、本人は「私しゃ、なんもしよらんばってん、、、(私は特に何かをしているという訳ではありませんがという意)」等と言いますが…)、その一つが水墨画。
元々達筆な人ではありますが、水墨画はよく描いていて、私にも以前くれたことがあります。「こげなとでよかとなら、いくつでも持っていきんしゃい。(こんなもので良かったら、いくつでも持って行っていいよと言う意)」と言いますけどね。

そういった趣味を持っているせいか、ボケるどころか、感心な程に早いスピードで話したりします。

そして、先程言及した祖父。
祖父はかなりプライドの高い人で、自分がボケる位なら死んだ方が良いと60代位から豪語していた人。その豪語するからには、、、という訳ではないですが、日々の努力を怠らなかった人。亡くなる10年位前から、とある手術が原因で足が不自由になってからも、出来ることは自分でする!とモットーに人にあまり頼らない人でした。そして、ボケ防止+リハビリも兼ね、出来る限り自分で手紙を書いたり、手を動かすことを意識していた人。それだけでなく、よく読書をしていました。

今日のセミナーでも言われていたのが、脳の老化を進行させない為に効果的なこととして、先程の画を描く等の手を動かすことと同時に、文字を読む(=つまり読書)がかなり有効だということが、証明されてきているそうです。

確かに祖父については、ボケるどころか、政治についてだったり、かたい内容から、映画の話まで幅広い話題で語りあっていたこともありました。
そして、語り合う内容の中に伏線的に、あるいは直接的に祖父が“学べなかったことを悔やんでいること”もよく耳にしていました。

我が家は核家族ではなく、物心ついた時から祖父母と一緒に住んでいたせいか、祖父母とも身近な存在だったし、いろんな影響を受けてきました。
それが今となっては、“大いなる遺産”に思えてなりませんし、今日は特にそのように感じるのです。

遺産って、“お金として幾らかの資産が生きているものに受け継がれる”ことに直結するように捉えられがちですが、その価値はお金というものさしだけに留まらないと思っています。私にとってはお金よりも何よりもとても恩恵を感じること・ものがあります。

そういった意味での遺産とは、人の価値観をも揺るがすものですし、人生におけるものさしさえも、左右してしまうようなもの。普段、直接的に「今、すごく影響受けた!よしっ、これから考え方変えよう!」とか、即効性があるものでもなかったりしますが、年月を経て、じわじわと伝わってくる時間差的効果もあり得るんですね。

祖父、祖父母、今日VTRで見たおばあさん、そして、セミナーのお陰で、物事を見直すきっかけとなりました。
物事、有難みを感じること、感謝すること、日頃から気をつけて、見逃さないようにしたいものです。

追伸:

因みに、、、“大いなる遺産”って私の好きな映画のタイトル(邦題)でもあります。
この映画、劇場公開時に見に行ってすごく気に入ったので、その当時お付き合いしていた人にすすめたところ、「どこに感動したのか、よくわからなかった。」と言われたことがありました。
人によって捉え方、感じ方、感性、好みなど違いますから、一概に言えませんが、私にとってはとても印象深い作品です。良かったら機会があれば見てみるのも良いかと。

因みに元々のタイトルは、Great Expectationsです。

満月

2005年07月22日 | Weblog
今日の帰り道。
ふと空を見上げると、まんまるお月様。
そう、満月。

濃紺の空と対照的にやわらなかな薄黄色い色の光で夜の闇を照らしている。
あたたかさを感じる、そんな瞬間。

なんだかとても癒された気がした。
なんだかとても自分が悩んでいることなんかがちっぽけに思えてきた。
そして、和ませてもらった。

明日からも頑張ろうという小さな活力に繋がりそうです。