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川淵キャプテンについて4

2008-01-19 00:38:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 15日に行った二宮清純氏の講演会の中で、次に出てきたのが川淵キャプテンの話です。「巷ではワンマンだとか、とかく批判されてますが・・・」と始まった話も、やはりこの人がいたから、今のサッカー人気があるのだと礼賛の内容。ちょっと紹介。1/15講演会川淵C編です。

              

・地域(まち)づくりにとって、スポーツが必要ではないかと一番先に考えたのは、川淵氏ではないか。
・「キャプテン」と命名したのは二宮氏。
・即断・即決をワンマン・暴君と批判されているが、あれくらいリーダーシップがないといけない。上に立つ人間はキャプテンシーが必要。
・90年代、協会内でプロ化に対して抵抗勢力が「時期尚早」と反対した。
・川淵氏は「時期尚早と言っている人は100年経っても時期尚早と言う。前例がないと言う人は200年経っても前例がないと言う。時期尚早を言う人はやる気がない人。前例がないと言う人はアイディアがありませんと言う人」「仕事ができない人はできない理由ばかり探してくる。できないことをチャレンジして、それを達成する事を仕事と言うのだ」と、会議の席でハッキリ言いきった。それを横で聞いていて、鳥肌が立った。
・川淵キャプテンから学んだこと。 
 ①パッション(情熱)・・・みんなついて来る。
 ②ミッション(使命感・理念・計画性)
   スポーツ→地域→中央 中央も変える事ができる。
 ③アクション(行動力) これらが21世紀のリーダーの条件。


 確かに、Jリーグ創成期('93前後)は、川淵キャプテンの功績は際立っていたと思います。あのナベツネ氏に真っ向から対抗し、読売ヴェルディをヴェルディ川崎として、企業名から地域名にJクラブの呼称を統一したからこそ、現在地域密着できている今につながっていると思います。功績は大きいと思います、が週刊誌にあのような記事を書かれるような、脇の甘さについては首をかしげますね。やはり長すぎるポストというのは、どの世界でもこうなってしまうのでしょうか。

 リーダー論も出ましたが、個人的には視野の広さも必要だと思います。視野が狭ければ、せっかく上手く人を動かせても、突っ込まれてしまいます。例えばの話ですが、こういうスポーツ文化が問われている時代でありながら、「他のスポーツは関係ない!サッカーだけでいいんだよ!」とこだわるとか、「遠い田舎町は関係ない、この中心部だけで活動すればいいじゃないか!」と主張される人がいたとしたら・・・ これからの長い将来を考える人がせっかく集っても、これでは段々離れていってしまう。個人的には視野が広い人について行きたいと思っておりますし、自分のまわりにもそういう人が多いようです。あくまで例えばなしです。お互い日々勉強ですね。

 久しぶりにこのタイトルを使用してみました。前回使用したのは'05年でした。何か懐かしいですね。
川淵C関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051124
 〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051116
 〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051105

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