PV生観戦レポです。
先日開催された、ACLの柏対山東戦のPVに行ってきました。阪神ファンの後輩・鉄君から黄色い球団の事で相談があると言われて呼び出されたのですが、あれっ、阪神のオープン戦ってナイターもあるのかなって思って行ったらウルトラスでした。どうやら、鉄君は某黄色いチームも好きな様子。この日は、皆さん年度末で忙しいのか、黄色いファミリーさんも、まーさんも姿はなく、ワイワイやってるのはダーツ客のみ。
相手は初めて対戦する山東。広州恒大ほど強くはないと聞いていましたが、ウルソという現役ブラジル代表が所属しているという事で、最初からビビり始めました。黄色ジャパン頑張れと、ほどなくして試合開始。
先発は、前の仙台戦より少し違った顔ぶれ。吉田監督は、ちょっとターンオーバーを意識しているのかと思ってみたり。相手の先発にそのブラジル代表を探すが、よくわからない。元アルゼンチン代表は先発にいるようですが。
最初からガンガン来ました。でも、しばらくして、個人技中心のチームだという事がわかりました。一部の選手は能力は高いが、あとは普通。中国代表選手が何人も名前を連ねていましたが、それほどではない感じ。球際、プレス、ポゼッションなど、だんだんビビるほどではないなと思い始めたら、何度か柏も相手ゴールを何度か脅かすようになりました。
前半23分、大谷のスルーパスを受けた工藤が放ったシュートのコースが変わり逆サイドまで流れ、武富が確実に無人のゴールに押し込みました。後半、ゴール前で大輔のクリアは相手の元アルゼンチン代表のモンティージョの前に行ってしまい、見事なシュートで同点弾を許してしまう。これは大輔もいけないプレーだったし、モンティージョのシュートも敵ながら上手かったです。
苦しんで苦しんで、これはドローか、アウェーゴールで一つリードされたかなと思っていたロスタイムに、ゴール前の混戦から輪湖がゴールの端に決まるヘディングで逆転弾です。そのまま何とか逃げ切って2-1で勝ちました。結局ブラジル代表は出てこなかったです。次のアウェー戦では登場するのか。
ふと、鉄君に今日得点した2選手はいずれもJ2から来た選手と紹介する。武富は去年はJ2湘南に所属。地元・岡山と対戦した試合に出ていたのを覚えています。今はJ3長野のレギュラーとして頑張っているレン選手と同期です。一方の輪湖も2013年まではJ2水戸にいました。柏には結構そういうJ2で武者修行してきたという選手が多いです。
これで柏は今シーズン公式戦4勝2分と好調を維持しています。2週間後に再びこの山東と今度はアウェーで対戦します。それにしても、ACL他の3チームは何ともふがいないですね。3冠王者のガンバさんも、浦和さんもダメ。鹿島さんはもっとダメですね。何とかしないと、本当に来年から出場枠がまた減りますよ。そんな中、村井チェアマンがふがいない3チームについてコメントを残されています。抜粋して紹介。
Jリーグの村井チェアマンは19日、ACLで、柏を除くG大阪、浦和、鹿島が3試合を消化して1勝もできていないことについて、「たまたまとかアクシデントとか言い訳できない状況で、力負けしている。これがJリーグが置かれている現実だと直視せざるを得ない」と厳しい認識のコメント。
何をいまさらという印象です。「お金」を与えれば強くなると思い込んでいた間違った価値観の弊害でしょう。早くJリーグがおかしくなってきている事を認識して欲しいです。4チームのうち、3チーム(3冠含む)が1勝もできずに1次リーグ敗退となると、アジア中からの笑い者に成り下がってしまいます。ここで一つ言いたいのは、16強からは過密日程をいかに自国リーグが調整できるかです。他の中国、韓国はしっかり調整していました。日本は何もできず。それで柏は2年前にベスト4に終わっています。今年は2ステージ制という天下の悪法により、去年よりも更に過密日程。これでは代表もACLチームも強くなりません。
早くJリーグの体制を替えて、昔のJリーグに戻して改めて、ACLに勝つためには、観客動員を増やすためにはどうしたらいいか、世間への露出度を増やしてもらうためにはどうしたらいいかを考えて欲しいです。ロシアW杯には何とか行けても、次のカタールW杯は難しいかもしれませんね。
読売新聞該当記事:http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/domestic/20150319-OYT1T50131.html?from=ycont_top_txt
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