今朝の山陽新聞等で、岡山商工会議所が、ファジアーノ岡山に2,000万円を出資し、株主になることを決めたとの報道が流れました。素晴らしいニュースです。三位一体の中の「企業」「財界」の部分です。ありがとうございます!
「景気が悪い中、スポーツを通じてまちを明るくしてほしいとの願いを込めた」と会頭様のお言葉。資本金を1億円確保する必要があり、「地元経済団体からのお墨付きをもらいたい」と岡山商工会議所に第三者割当増資の引き受けを依頼したとありました。今年11月時点での資本金約6,500万円に商議所の2,000万円などが加わって、資本金が計約9,000万円を見込まれるとか。(中国新聞より)
木村社長は、今後の課題として専用練習場の確保や2年後をめどとした10億円の予算作りを挙げたほか、岡山出身選手の育成にも力を入れていきたいとしているそうです。(時事通信より)
ここでわかりやすく、「第三者割当増資」について説明を加えてみたいと思います。自分の勉強も兼ねて、調べてみました。
「企業が外部から資金を調達する時の手段の一つ。特定の第三者に対して新株を発行して資金調達を行うもので、新株を発行して出資を引き受けてくれる相手先に割り当てて、その見返りに資金を受け取ります。『増資』ということで資本金の増加があります」
です。説明難しいですね~ 近くの株式に詳しい方に聞いてみて下さい。
当ブログでは偶然ですが、「地元企業の出資シリーズ」を以前にやっていました。J2の富山、湘南、仙台、C大阪、徳島、広島の6クラブです。どうしてこの6つなの?という事ですが、公式HPに「情報公開」があるからです。そこを基準として先進事例として紹介させていただきました。
個人的には「情報は力なり」というテーマを持って活動しています。当ブログも情報公開という役割があるのかもしれませんね。
まずは資本金。富山の6,300万円(サイト掲載現在)は別として、いずれも3億から4億円のあたりですね。出資企業はC大阪の17社から徳島の66社と。仙台は主な11社とあり、湘南は321名という別の形であります。県、市町の他に金融機関が入っているのも見られます。
次に役員構成。いずれも11人から22人のあたり。C大阪は2社のみで構成という別の形。県、市、商工会議所、サッカー協会の名前が見られます。監査役には地元金融機関ですね。
詳しくは一つ一つご覧下さい。
シリーズその6「サンフレッチェ広島」:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081023
シリーズその5「徳島ヴォルティス」:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081013
シリーズその4「セレッソ大阪」:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081006
シリーズその3「ベガルタ仙台」:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080929
シリーズその2「湘南ベルマーレ」:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080927
シリーズその1「カターレ富山」:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080904
こういう事を調べていて、どうしても目にしてしまうのが「後援会」。ファジアーノにもオフィシャルファンクラブがありますね。三位一体の中の「県民」「市民」の部分が大きいところです。今後は当ブログでも、後援会組織の先進事例を中心に、紹介していこうと思います。
すでに第1号は決めています。「あそこでしょ?」と言われそうですが(苦笑)、正直、意外なカルチャーショック(よくあります)を受けたクラブです。乞うご期待です。
岡山商工会議所様におかれましては、今後ともご支援よろしくお願いいたします。
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