リスペクトコラムです。
先日の日曜日、湯郷ベルが見事なでしこリーグ2部の優勝を決めました。優勝おめでとうございます。今季開幕から18戦無敗の圧倒的な強さで結果を出しました。今季は強かったですね。これも的確な補強を行った高橋GMさんの他、フロントスタッフの功績ですね。湯郷ベルがなでしこ2部の頂に上り詰めた訳ですね。各報道をチェックしてみましょう。
【湯郷ベル優勝、なでしこ1部昇格 16年以来、開幕から18戦無敗】
「岡山湯郷ベルは29日、備前市のチオビタ運動公園でR湘南に5―0で圧勝し、リーグ優勝と2016年以来となる1部昇格を決めた。開幕から18戦無敗(16勝2分け)で首位を独走し、4試合を残して1位を確定させた。
湯郷ベルは開始早々の前半6分、エース横山久美のシュートで先制。その後も立て続けにネットを揺らし、前半を4―0で折り返すと、後半41分にはダメ押しのゴールを奪った。
試合後のセレモニーで、主将の横山らが同リーグの高田春奈理事長から優勝カップや賞状を受け取ると、約1200人が詰めかけたスタンドから大きな拍手や歓声が送られた。
今季の湯郷ベルは持ち味の攻撃力に加え、積極補強した守備陣も躍進に貢献。18試合で68得点6失点と攻守に圧倒的な強さを見せた。」
会場はホームスタジアムの美作ではなく、備前市でした。それでも約1,200人が駆け付けたのですね。当ブログもファジの試合が無かったら、行っていたかもしれない。昨季まで決して耳にする事の無かったキーワードがありますね。「積極補強」。3部に落ちてから補充ではあっても「補強」というイメージは無かっただけに、そうなんだDFを補強できたんだと思ってしまう。どんな選手が入団していたのか調べてみました。
GK 三田一選手(なでしこ1部:朝日インテック・ラブリッジ名古屋)
DF 小川選手 (なでしこ1部:バニーズ群馬FCホワイトスター)
坂本選手 (なでしこ1部:ヴィアマテラス宮崎)
杉田選手 (なでしこ1部:ASハリマアルビオン)
宮地選手 (なでしこ1部:スペランツァ大阪:シャルム出身)
上村選手 (なでしこ1部:愛媛FCレディース)
MF 小松選手 (なでしこ1部:バニーズ群馬FCホワイトスター:シャルム出身)
大島選手 (なでしこ1部:バニーズ群馬FCホワイトスター)
すごいです。後側の選手を8人補強し、すべて一つ上のカテゴリである2部(なでしこ1部)から獲得しています。よく同じカテゴリのチームからの入団が少なくないと思いますが、ベルは上のカテゴリのみからを徹底していました。そりゃ強くなるし、失点も少なくなるわと思い、関心しました。
【岡山湯郷ベルがなでしこリーグ2部で優勝、1部昇格へ 低迷10年…今季は開幕から18戦無敗】
「かつて『なでしこフィーバー』に沸き、2014年にはリーグ優勝を果たしましたが、その後は低迷。リーグが再編された2021年からは実質3部となる、なでしこリーグ2部を戦っています。
勝てば優勝と昇格が決まるこの試合。備前市の会場には1200人を超えるサポーターが集まりました。新たな歴史を作る大一番。得点ランクのトップを独走するエース・横山がチームを引っ張ります。前半6分、ペナルティエリア内でボールを受けると反転してシュートを決め、今シーズン28点目で先制。23分にはパスに抜け出して追加点! エースの活躍で試合を優位に進めます。
ベルはその後も今シーズンの勢いそのまま、ゴールラッシュで4位の湘南を圧倒。5対0で勝利し、復活ののろしをあげる、リーグ優勝をつかみました。」
やっと2部に復帰できましたね。黄金時代が過ぎ、2部降格したのが2016年。そして3部に降格したのが2018年。あっという間に3部まで転げ落ちたイメージです。いろいろありましたね。選手の大量退団も何度もあって、正直心配していました。監督についてもいろいろあり、亘監督くらいでようやく落ち着きましたが、2部に降格したタイミングでそこから成績を上げる事はできなかったなぁ。
今回のクラブ蘇生の第一の立役者は横山主将でしょう。そして高橋GM。あとは選手達か。さぁ来季からは2部リーグ(なでしこ1部)ですね。リーグ所属のチームを覗いてみると、かつて対戦した相手ばかり。Jクラブのレディースチームも結構あります。来季が楽しみですね。今の体制ならば更に上の高みを目指せるのではないでしょうか。
#がんばろう石川 #がんばろう能登
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます