生観戦レポです。
昨日、津山総合体育館で開催された、Tリーグ・岡山リベッツのホーム最終戦琉球戦の観戦に行ってきました。平日の中日の祝日、どうしようかと思っていましたが、県北方面に用事ができた事もあって、急遽行く事にしました。張本選手が来るからなのか、それとも最終戦だからなのか、この日は駐車場はいっぱい。正面入口そばにスタグル発見。スポンサーである石井食品さんのホルモンうどんのお店で、迷わず購入。飲食用ベンチ無いなぁと思ったら、持ち込めるそうです。アリーナ競技で、これに勝るものは無い素晴らしいサービスです。さすがリベッツ。
正面ゲート、何かシンプルだなと思ったら、そうでした。検温と手指消毒の機器が無いのです。ついにここまで緩和されたかと。入口がやたらすっきりしていい感じ。一足先に通常モードの景色を観れました。ゲートの中もスタッフでいっぱいでごった返していました。たぶん津山市の卓球関係者の方々でしょうか。クラブのボランティアメンバーも1人来ていました。
リベッツは1F席はスポンサーと関係者に限られ、2FのA席(前側)かB席(後側)。今回A席を購入していたのですが、空き席が見当たらなかったので、中央寄りのB席に座りました。途中、いわゆるゴール裏席にも座ってみました。また景色が違うし、試合時に選手が真正面に向くので、画像撮影的にはいい位置でした。
イベント情報です。この日は岡山県デーだったのか、ももっち、うらっち(よく観たらトライプ君と同じ黄色の虎柄の服だ)が登場してきました。県主催なのか、寄せ書きコーナーもありました。あと、コンコースには美作農園ブースがあり、ハーフタイム抽選会に本当にたくさんの賞品を提供していただけました。
ロビーの壁にたくさん貼り出されましたが、3ケタはありましたね。この多さが津山の伝統(昔から県北は抽選会の賞品がてんこ盛りのイメージ)と思っています。でもことごとく外れる。人生そんなものです。こういうのにはめったに当たりません。
選手入場です。琉球さんにはあの「チョレイ」張本選手の姿があります。チョレイバウアーは見れるか。張本選手少し大人っぽくなりましたね。両選手が握手の代わりに、お互いグータッチをしていきます。こういうシーンにも規制緩和を感じました。
試合です。第1マッチ。森園、田添組で、相手は吉村、吉村組。吉村和弘選手は以前に岡山に所属。「響! まさ!」の応援コール、久しぶりです。客席、メインスタンドはほぼ満員。いつもこれくらい入ったらいいねという景色でした。ほとんど互角の試合。ギリギリ競り負ける。1-2(0-1)
第2マッチ。ハオ選手対濱田選手。元中国代表のハオ選手は75%の勝率でリーグ1位。やはり、声は基本出ていない。応援団席から時折歓声が飛ぶ程度で、もっぱらメガホンの音がよく聞こていました。応援団の存在の大事さがよくわかりました。そういえば、試合中のボールの配給が以前は主審だった気がするが、主審の後に座っているスタッフが投げ入れています。ハオ選手へ「ジャーヨゥ」の応援コールの声量は大きかったですね。次第に席のところどころから、声援が飛ぶようになる。貫禄勝ち。3-1(1-1)
第3マッチ。まだ18歳の吉山選手対張本選手。全日本男子ダブルス優勝の森薗選手のペア相手の張本選手。さすが、プレーは上手いが、ポロポロとミス(ネットとか)出ますね。何と岡山が第1ゲームを11-5で取る。
短くチョレイが聞こえました。吉山選手の上手さもありますね。その後は3ゲーム取られました。張本選手、徐々にアクションが大きくなってくるが、バウアーまではいかず。この日の観客数は918人(Vリーグも観客数をそろそろ発表したらいいのに)。1-3(1-2)
第4マッチ。丹羽選手対有延選手。今日は調子がイマイチか。応援団という形ではないが、琉球ファンもある程度来ていた様子。ふと、アウェー試合では、岡山の応援団の方々はどこまで帯同しているだろうと思ってみたり。「コーキ」コールが大きくなる。津山は年配客(グループも多い)が多い印象。余り若い人見当たらない。これで勝てば、第5マッチでハオ対張本を期待してしまう。ダメかと思ったら。第5ゲームまでもつれ、最後に大きな拍手コールで後押し。残念負けでした。2-3(1-3)
今朝の山陽新聞朝刊の「リベッツ最終戦飾れず」というタイトルの記事の戦評です。
「ファイナル進出(上位2チーム)を早々に決めた2位琉球と勝利数は1差とほぼ互角だったが、勝ち点差は12。勝ち点1を獲得できる延長負け(マッチカウントは2-3)は琉球の8に対してリベッツはなく、主将森薗は『シングルスでハオ以外が勝てなかった結果』と悔しさをにじませた。」
これで2連敗で通算10勝11敗と負け越し、5季目を終えました。ホーム最終戦であり、シーズン最終戦でもありました。選手の皆さんお疲れ様でした。
ヒーローインタビューは張本選手。一昨日帰国したばかりとか。琉球さんも最初の頃は地方クラブという印象が強かったですが、今や東京さんと並ぶ競合クラブに成長されました。その2チームでプレーオフです。岡山もいつかそういう存在になって欲しいですが、来季はもう2チーム増加で、また環境が変わってきますね。
少し間を置いて、ホーム最終戦セレモニーが行われました。ズラっと選手達が並びました。まずはクラブを代表して羽場社長から挨拶。気になったのが、5年の目標で優勝できなかった。「何らかの責任をとる」という言葉。どういう事なのかな。
次に選手から順番に挨拶。ハオ選手の「岡山の皆さんマジありがとう」という挨拶に会場に笑みがこぼれる。新加入の小野寺選手からは涙、丹羽選手からは2年契約なので、来季も岡山でプレーする。国際試合を引退したので、Tリーグに集中したいと。森薗選手からはK応援団長にも御礼の言葉をかける。最後にチームを代表して白神監督も涙の挨拶。「来季もここにいたら笑って下さい」とまるで退任挨拶みたいでした。その後なぜか森薗選手とハグ。退任されるのかと思ってしまう。K応援団長にお礼。白神監督の関係者だそうですが、白神監督が電話1本で依頼したとか。K団長が一階に降りてきて、プレゼント進呈と挨拶され、みんなで応援コールをやりました。
しばらく時間を置いてファン感謝祭です。個人的には試合よりもこっちの方に感動しました。リベッツコレカのコンプリートイベントの他に、白神監督主導でまずはじゃんけん大会を実施。そしてクイズ大会。勝ち残り5名が全員サイン入りカレンダーが賞品でした。白神監督のナイスMCで楽しいイベントになりました。白神監督のクイズ。「ハオ選手、ホテルのこだわりは何?」で答えは「窓が足元の位置にあること」、「丹羽選手の子供の名前は?」「白神監督の誕生日は?」などと即興で出てくるクイズで手作り感満点。
サインボールの投げ入れもありましたが、ピン球なので、なかなか飛んでこなかったですが、選手もラケットで思いっきり打ってくれたので、2F席まで飛んできました。こぼれ球があったらもらおうと思いましたが、残念甘くなかったです。フロアでは卓球教室が開催され、田添選手などが子ども相手に球を打っていました。
ファン感謝祭で行った玉入れの赤チーム🔴白チーム⚪️の集合写真です!ぜひ、こちらから保存してください✨
— 岡山リベッツ (@okayamarivets) February 24, 2023
ちなみに勝利したのは #丹羽孝希 選手率いる白チームでした☺️#岡山リベッツ#Tリーグ #卓球 pic.twitter.com/v6jyJIgubp
「全員降りてきて下さい。楽しくやりましょう」と白神監督が客席に声をかけ、みんな1Fに降りて行く。玉入れです。こういう全員参加型の玉入れも初めて観てちょっと感動しました。やはり、ファンと一番距離が近いのはリベッツだなと実感。紅白の玉入れで赤の森薗チームと白の丹羽選手チーム。選手が球を数えていく。会場のどの場所でも選手がファンに囲まれているという素晴らしい光景。白神監督も加わってのサイン会。長い列が続きました。
ファジアーノのファン感の時は、スタッフが間に入って、色紙を持って選手席と行き来していまいましたが、全然違う景色でした。そういえばよそはやっているキックオフイベントをやはりやらなかったなと思ってみたり。
最後はファンクラブ会員上位メンバー特典で選手との集合写真撮影。みんなで写真を撮って終わりかと思ったら、選手の集合写真に1人ずつ入っていくというプレミアものでした。その後順番に選手を周り、サインを書いてもらうという、これでもかというくらいのサービスてんこ盛りでした。
前の記事で紹介した柏選手お母さん(スタッフ参加)から声をかけられ、ブログ記事をスマホで観てもらう。「後でしっかり観ます」と言われたので、「本当に観て下さいよ~」と言ってしまう(笑)。名刺渡しておけば良かった。皆さんお疲れ様でした。いいファンサービスを見させていただきました。最終戦セレモニーとしては、4クラブの中で最も付加価値の高い内容でした。規模感が近い同じアリーナスポーツのトライフープもリベッツを見習って、ファン感謝デーでそろそろこういう内容にして欲しいと思ってみたり。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers
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