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頑張れ!オリンピック19

2016-08-14 00:01:50 | スポーツ文化・その他

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 前にも紹介したとおり、この大会では郷土勢でも多くの選手が頑張っています。矢島選手は1次リーグ敗退でしたが、最後に決勝ゴールを挙げました。女子バレー陣は、4人とも試合に全然出ていて、まだまだ頑張っている途中です。その他の選手の動向についてリスペクトしたいと思います。主に山陽新聞の記事からの情報です。以下、抜粋して紹介。
 
【原田喜市選手: 「大けが克服 夢舞台」馬術(山陽新聞)】
 国体で7度の優勝を重ねても五輪に淡い憧れだった原田選手に、東京五輪招致がきっかけにスイッチが入った。東京五輪を目指す決意でドイツで現在の愛馬エジスターとの出会い。一時帰国した時に、蒜山ホースパークの厩舎の修理中に、電動工具に右手を巻き込まれて、甲の部分を大けが。薬指と小指を伸ばす腱を断絶。手術したが、手綱さばきには繊細な感覚が求められるだけに奮起。
 通常の治療では、指を真っすぐに戻すために長期間固定するが、ブランクが長引くために、伸びて構わないから手綱が握れるよう曲げる機能の優先を要求。この申し出に担当医師も受諾。一時は握力が20kg台まで低下したが、強い意志でリハビリを続けて驚異的に回復。'14年にエジスターを蒜山に迎えてコンビ結成。「手にしびれが残り、力で制御できない分、コミュニケーションで補完」と、4年早くリオ五輪に出場。
     
【原田喜市選手: 原田暫定19位 個人1次予選(山陽新聞)】
 初の五輪で得点率68.286%の自己ベスト。愛馬エジスターは硬さの見られた序盤こそ後退の動作をミスしたが、尻上がりに調子を上げる。元々原田選手は障害飛越や総合馬術に取り組んできており、今の種目に転向したのは'05年の岡山国体に向けた強化練習会がきっかけ。10年経って愛馬に出会って五輪を視野に入れてからわずか2年で夢舞台に出場。
【原田喜市選手: 原田選手が自己ベスト更新(朝日新聞)】
 10日始まった予選に、原田選手が出場し、自己ベストを更新する好成績。予選1日目を終え、日本は団体でエントリー11カ国中、暫定8位につけており、入賞の可能性も。入場後の途中、テレビカメラに驚いた馬がやや足取りを乱す場面もあったが、すぐに立ち直り堂々とした演技を披露。「応援して下さった皆様に心から感謝。オリンピックは究極の舞台だと確信。程よい緊張感とチャレンジする機会とが入り交じった感じ。全ての演技が終わり、達成感に満ちあふれ、次の課題も見つかり本当に中身の濃い経験」とのコメント。
原田喜市選手公式FBページ:https://www.facebook.com/kiichi.harada.3
公社)日本馬術連盟公式HP該当ページ:https://www.equitation-japan.com/index.php?menuindex=posts&cat=18&pg=1&aaa=4&pno=6250#6250
   
【岡田直也選手: 「充実感と悔しさ」エアライフル(山陽新聞)】
 初の五輪で中盤まで上位を争ったが、結局20位で予選敗退。「概ね思い通りに撃てた。悪かったのは一部分のみ。ちょっともったいなかった」と充実感と悔しさが相半ば。自己ベストより低くても決勝には残れる。気は楽に挑めたという気持ちで、長丁場を快調な滑り出し。満点の10.9点に迫る10点台後半を連発。第2シリーズ(合計6シリーズ)終了時にトップの位置。
 第3シリーズで、突如着弾が乱れ、「休ませる指示が遅れた。コーチの方が緊張」と日本協会長がかばう状況。競技歴7年で五輪代表に。この日のスコアは622.6点で、この種目で日本人初の決勝進出にあと2.9点足らず。4年後の東京五輪も期待。

【梅木真美選手: 「貪欲に勝つ」柔道(山陽新聞)】
 熊本・阿蘇中央高でインターハイ、世界ジュニアを制した逸材。174cmの長身を生かしたパワフルな投げとしぶとい寝技に磨きをかけ、初出場だった昨年の世界選手権を制覇。右肩上がりの成長曲線を加速させ、憧れ続けた五輪に出場。今年5月に、左膝内側側副靱帯を負傷し、3週間の安静。奇しくも大会直前に全く同じ箇所を傷めながら、故障を乗り越えて本番に出場。体格とパワーに勝る外国勢に対抗するため、けがが完治するまでは上半身を重点的に強化。けがが無かったら(強化合宿などで)日程的にきつかったが、自分の柔道を見詰め直す機会にという事で、心身ともに英気を養って本番に。
   
【梅木真美選手: 21歳・梅木 金縛り(山陽新聞)】
 相手選手は10cm近くも大きく上背を生かし、肩越しに奥襟を取ってくる相手の組手を攻略できず。組手を警戒しすぎる余り、
動きに精彩を欠く。思うように技が出ず、指導と有効を奪われて、そのまま終わって万事休す。代表決定後の5月に左膝を痛め、約1ケ月の治療を要した不運もあったが、今は痛みもなく回復していると一切言い訳せず。
【梅木真美選手: 梅木真美悔し涙の初五輪…左膝負傷後ぶっつけ本番(日刊スポーツ)】
 昨年の世界王者・梅木選手が、初戦となる2回戦で優勢で敗退。敗者復活戦にも回れず。開始直後に指導を2つとられ、その後有効を奪われ、逆転を狙い攻めたが逆に返し技。「最初に相手の流れにしたことが一番いけなかった」とコメント。昨年の世界選手権を制した後の国際大会では表彰台に立てず。5月中旬に左膝を負傷し、本格的な練習から遠ざかり、ぶっつけ本番での出場。

 何と言っても梅木選手、残念でしたね。試合の日は、さあこれから中継という時に、女子柔道68kg級が始まってみたら、梅木選手2回戦で敗退と出てガックリしました。けがの影響もあるのではないかとも解説されていましたが、まだまだ若いので、4年後に頑張って欲しいです。
 原田選手は充実感たっぷりの雰囲気がよく出ています。まだまだ4年後も狙っているようですね。馬術競技は昔にも確か60代だったか、人生の大ベテランの方が五輪代表で出場されていたのを思い出しました。
 そして岡田選手。エアライフルは普段、なじみがない競技で、五輪番組では中継はほとんど無く、いつもダイジェストでちょろっと出るだけです。試合中継が日本全国に流れるように、ぜひ4年後はメダルを獲ってほしいです。今朝のスポeもんで、この辺りの情報どうなのと思って観ていましたが、来週の番組でしっかり紹介されるとの事。良かった。

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