昨日から、県道から道場に至る進入路の拡張工事を喝破土建ならぬ若者自立塾の全員で取り組んでいます。
土木工事に必要な建設機械として古いながらもユンボーはありますが、４㌧トラックは１日１１０００円のリースで借りてきました。
４㌧トラックは２㌧車しか乗ったことのないＡ君。ザ、ガードマンは他の塾生が交代でやりました。ユンボの運転は読経より上手いと定評？の和尚さんです。
今日のハプニングは４㌧トラックのタイヤが「バーァン！」と大音響とともにパンクしたことです。スペアタイヤと交換しょうとするとタイヤが重過ぎて外せないのです。更にタイヤのネジがデッカ過ぎて工具がないのです。
リース屋さんに「ボロダンプを貸すからパンクしたじゃないか。何とかしろよ！」と、普段はものおとなしい和尚も、１日１１０００円のリース代が気になってついつい声高になってしまいました。で、修理屋さんが来てあっという間に直してくれました。
流石はプロですね。塾生たちもその鮮やかな修理の技術に見とれてしまいました。
「はい、これん゛パンクの原因です」と差し出されたのは１センチほどの石の破片でした。
その石は世界でこの五色台にしか存在しない硬度７の「サヌカイト」です。
一般的には小学校の社会科で学んだ石器時代のヤジリや石包丁の材料です。喝破道場ではこの石でサヌカイトの楽器や粉末にして陶芸に使用しています。
山林や畑の中にも散乱していますので、サツマイモの収穫の時に手袋をしてないとサヌカイトの破片で手を傷つけてしまいます。
改めてサヌカイトの説明を塾生にすると、もうサヌカイト探しに気を取られて仕事にならない１日でした。１日１１０００円のリース代がかかっていますので明日も頑張ります。和尚