薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

ぬくもり工房

2005年11月22日 21時47分22秒 | 食・匂い。
昨日行ってきました。わたしの町から5~6キロほど離れている町、和地町にあるほっこり系の雑貨・レストラン・ケーキ屋などが同じ敷地にある「ぬくもり工房」。
写真では切り取ることの出来ないほど、空間をプロヂュースしている。








もともとは、建設屋さんだけをしていたそうですが、その重厚で存在感のある建物を活かしたショップを運営しています。
雑誌「Cafe sweets」のvol.55の中でも紹介されている浜松市内の「カフェコンデトライ・リープリング」さんもぬくもり工房さんの手掛けた建築物。一目見ればわかる造り。
ぬくもり工房さんでは、今年の早秋からはケーキ屋さんもオープンし、敷地内の空間のなかのテラスで食すこともできます。





今回は、右上の写真「森の小さなギャラリー創良(そら)」で今月一杯個展をしている、当店のお客様でもある、足立典正さんのところに行くことがきっかけでした。
折角なので、ランチを一緒に!ということになって、今回遊びに行ったのです。

天候にも恵まれて、小春日和のよい天気。買ったばかりのトレッキングシューズもあったので、歩いて行こうと家を後に。
11時半に待ち合わせでしたが、予定よりも時間がかかり少し遅れてしまいました。スミマセンでした!慣れない1時間ちょいのウォーキングのせいで、すこし呼吸を整えてからランチに。

ちょうどつい最近、解禁となったボジョレーを片手に、ランチのフレンチのコース。
サンマと秋野菜のテリーヌとサラダ・カボチャのスープ・ハード系のパン・鴨の粒マスタードソース・柿のシャーベットのドルチェ・コーヒーというコースでした。秋の食材を使った食事をしながらお話も。
フルーティーなワインのせいか、いろいろな方向に話題が移る。先日マラソンで優勝した高橋尚子さんの話題からはじまり、この個展の前に依頼を受けた川を描く仕事のはなしのことや、コーヒーのはなし、などなど。

食事のあと、レストランのある建物の中庭に案内してもらう。
はっと、ディズニーランドのプロデュースを思い出した。
生活感を感じさせていないのです。建物・木・空を使って生活感を遮断しているのです。僅か自宅から5~6キロしか離れていない日本の田舎が、南フランスを思わせるかのような空間になっているのです。
ぬくもり工房、おそるべし。

もし、訪ねて行かれる方は、是非その中庭は見ていただきたいと思いました。