今回は今年新しく開通した東海北陸自動車道を使い白川郷ICで降り、白川郷をぶらりとしてから、荘川に抜けるダム湖畔の道沿いにあるキャンプ場にテント泊する予定で行ってきました。
8日(月)の朝3時に起き、ETCの深夜割引を利用するため4時までには高速へと乗りました。
浜名湖SAで朝食を買い込み、車内で食べながらゆっくりと北上します。
豊田から美濃へと抜ける環状線に乗り、東海北陸自動車道で白川郷まで行きます。
途中、ひるがの高原SAで休憩。でもまだ朝の7時前。
小腹が空いたので、また朝食を取る。
ここで1時間ほど休憩し、ガソリンを入れ出発。
もうこの辺りで気温が低く、とても涼しい。長袖のTシャツを着ないと寒い。
以前NHKでトンネルを造った人のドキュメントをしていたが、その人たちが造ったトンネルが、今回通った飛騨トンネルで10.7kmもある。
以外とあっという間に通り過ぎて、そんなに距離があったのかと驚く。
高速を降り、白川郷の駐車場へと車を滑り込ませると、まだ8時だった。
睡眠時間より運転時間のほうが長いことに気が付く。
眠い体のまま白川郷をとぼとぼと散歩する。
1時間ほど探索すると眠くなり、車へと戻り、運転席を倒し、しばしの仮眠を取る事に。
10時ころ白川郷を出て、白水湖畔ロッジを目指す。
この白水湖畔ロッジのある場所には、白山の登山口「白山平瀬道登山道」があり、車でそこまで入ることができる。
国道156号線より、県道白山公園線へ曲がり、あとは道なりで終点が白水湖畔ロッジ。
来年以降に白山へと出向く際に使おうと、下見を兼ねての訪問だった。
車で高度を稼ぐごとに気温も低くなり、空気も澄み気持ちよい。
ロッジ横にあるコバルトブルーの白水湖から白山の山々(たぶん)がちらりと見えた。
写真では湖水の色まで判らないが、とてもきれいなコバルトブルーだった。
県道白山公園線を下り、国道156号線を左折すると、今年出来たばかりだという道の駅「飛騨白山」がある。そこに日帰り天然温泉「しらみずの湯」があり、そこで軽い食事と温泉に浸かる。
以外といい温泉で、またこちら方面に来る際は使おうと思った。
道の駅には飛騨牛の串焼きが350円であったので試しに買ったら、注文してから焼いてくれて、それが香り、味ともにとっても満足。350円は安いくらいの飛騨牛だった。脂身が美味しかったな。
ここから今日宿泊する、みぼろ湖畔キャンプ場へと向かう。
すぐに到着し、チェックインを済ませると、今日は僕たち2人だけの利用らしい。管理のおじさんはとても親切で優しかった。
今まで運転してきた短パンでは寒いと思い、山ジャージに着替え、上は長袖Tシャツを2枚重ねしたが、風が冷たく山用のレインコートを羽織った。
テントを設営してから、持参してきた豚肉とビールで、明るいうちから盛り上がろうとしたけど、以外と風が強く持ってきたコンロではなかなか熱が伝わらない。やっぱり屋外は炭なんだなと思いながら、コンロでちまちまと焼いて食べた。
冷えたプレミアムモルツが美味しく、またとんきいの豚肉も美味しかった。締めには焼きそばを炒めて、ビールで早い秋を感じながらまだ日が傾く前の山に囲まれたキャンプ場でほろ酔いの体に冷たくなりつつある秋風にあたった。
目の前にはススキの穂が風にゆれ、向かいの山の緑と、空の水色、そして雲がはやく通り過ぎていた。