薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

明神山・三ツ瀬登山道

2011年09月24日 13時10分41秒 | 山。
2011年9月19日 同行者:Fさん

愛知県・新城 明神山・三ツ瀬登山道 往復


週間天気予報では発達してきている台風が湿った空気を送り込んで雨マークの予報になっていたので、八ヶ岳の網笠山に行く予定を中止としていた。
そして、天気が午前中持ちそうなら近場でどこか行こうと考えていたら、他のメンバーが体調不良や都合が悪くなり、結局行けるメンバーはFさんとボクだけ。
Fさんは八ヶ岳を楽しみにしていたこともあったので、少々岩場などがありハシゴやクサリ場のある明神山にすることに決めた。

Fさんはマラソンが趣味で若い頃からトレーニングしているので、体力的になんの問題もない。
あるとすれば、初めてだという岩場の経験くらいだけど、なんなく通過できるだろう。
そして、この経験が来年の山へと活かせればいいかなと思い明神山を選んだところもある。

ボクも明神山はまだ2回目。
前回は乳岩(ちいわ)からの山歩きだったので高低差と時間が三ツ瀬道より長くかかるが、三ツ瀬道はその分クサリ場が多い。

9時に登山口からスタート。
沢を渡る登山道となるのだが、初っぱなから岩で滑って転びそうになる。注意しなくては。

30分ほどで尾根に上がることができた。
そこが2号目の表示があった。
そして、この尾根歩きからハシゴ場が連続して現れる。



いくつあったのか覚えてないが、しっかり整備されているので問題なかった。
が、雨だけ岩が滑るのでより慎重に下らないとならないだろう。

岩場と越えるとなだらかな尾根道が楽しめ軽快に歩ける。
そして、登山口より1時間弱くらい歩くと、6合目の表示と乳岩との分岐がある。
帰りは間違えないように。



ここからもクサリ場とハシゴがいくつかある。

痩せ尾根に出る前に下山するおじさんと挨拶すると、今日は富士山まで見渡せるくらいよい眺望だという。
おじさんと分かれると、期待して歩きはじめた。

クサリ場を超え、ハシゴを登ると一望できる痩せ尾根に上がれる。
やはり期待どおりの景色が広がっている。

ちょうど2時間で頂上の展望台に到着。



東には今年の夏に行った南アルプスの聖岳や赤石岳がしっかりと見えていて、富士山も頭を出しているのが見えた。
すれちがったおじさんは天気が良い日だと白山まで見えるんだと教えてもらい、いい山だと再認識した。
そして、なにより岩場などがあり楽しめる。

まだ11時と早かったけど昼食にしていると、2組4名の登山者が登ってきた。
2組とも60才前後の年齢の方たちだと思うのですが、よく来るらしく顔見知りみたい。

話しを聞いているとボクの知らない登山道を2組とも上がってきているみたい。
この明神山は十数カ所も登山口があるらしい。他の登山道は知らないけど。

そして、1組の夫婦が山ヒルにやられたと言っていて、靴下のあたりに血が付いていた。
その方たちは沢沿いの道を登ってきたみたいで、その沢沿いの道にはヒルがいるらしい。・・・・。
まぁ、ボクはそこを登ることはないだろうからいいけど。

食事を済ませると、下から声が聴こえたので、あまり広くない展望台から降りて下山することにした。
それでも1時間ちかく頂上展望台にいただろうか。

下山をはじめて少し下ると、何人もの登山者とすれ違った。
中には若くてカラフルな山スカを履いた山ガールと数人すれ違った。
その中には単独で来ている人もいるくらい。
あまり人の少ないこんな低山にまで山ガールが来るということは、登山人口が広がっていることを想像させた。
ボクも山をはじめて数年経ったときはいろんな山に行きたくて仕方なかったことを思い出しながら、来た道を下山していた。

下りは1時間半くらいかかって登山口にたどりついた。
残暑の厳しい時期にはまだ暑くて大変だけど、秋から春にかけてはこの明神山にこれからお世話になりそうな予感がした。
意外と険しく、そして楽しめる山。
いい山だった。


竜ヶ岩山(りゅうがしやま)

2011年01月12日 15時54分09秒 | 山。
1/10(月)祝日ですがお店はお休みでしたので、山の会の方達とハイキング程度の竜ヶ岩山へ行ってきました。

今年初の山歩きは、ボクも含めて体がなまっている方達が多かったので、浜名湖の北部に位置する竜ヶ岩洞の無料駐車場に車を停めて、歩きはじめる竜ヶ岩山に行ってきました。
メンバーはFさん、Sさん、新居のFさん夫婦とボクと相方の6名。
風は強く気温は低かったのですが、快晴の雲ひとつない青空の下のハイキングでした。

竜ヶ岩洞の無料駐車場から、竜ヶ岩山の案内板に従って林道を登って歩いて行くと、登山口があります。
登山口まで30分くらい、登山口から山頂まで30分くらいでしょうか?
時計を見ていなかったので時間配分はいいかげんです。(汗)

登山口から少し山に入ると分岐があり、どちらを通っても山頂に向かえます。
ですので、登りと下りを別ルートで向かうことにして、行きに急だと言われるカルスト地帯を通るルートを選び、下山堂をバイオトイレが設置してある横を通過するもう一方のルートとしました。

急だと言ってもそれほどではありません。
ハイキング感覚で行くと急なのでしょうか?
思ったとおりすぐに山頂に着きます。

山頂付近はパラグライダーの滑走路として使っているらしく、きれいに整備されています。
浜名湖方面に向けて整備されている山頂は見晴らしがよく、ちょうど強い風も遮るかたちで開けていてくれたのでぽかぽか陽気の中、昼食を楽しめました。
山頂にはパラグライダーで使うと思われる”やぐら”も設置されていて、それに登ってみると富士山が意外と大きく『でーん』と真っ白な存在感で見る事ができました。
ここからでも、こんな大きく見えるんだぁと関心しました。
やっぱ、富士山はでっかい。

山頂付近にはベンチもいくつか設置されていて、そこに腰掛けてまだ早かったのですが昼食としました。
ストーブでお湯を沸かして、カップラーメンで各々温まりながらの昼食です。
外で食べるラーメンはなんでこんなに美味しく感じるんでしょうね!

そして、昼食の後はコーヒータイム。
ほっこり。

山頂に2時間も居てしまいました。(笑)
下山は30分ほどで下山。

たまには、こんなのんびりとした山歩きもいいもんです。
今年はいろんな低山に行くのが目標。
近場の山を探します。



観音山

2010年11月17日 13時19分45秒 | 山。
観音山少年自然の家から、観音山を往復してきました。
今回は残念ながら写真がありません。

観音山少年自然の家~観音山 1:15分(休憩含む)
観音山~観音山少年自然の家 1時間(休憩含む)

引佐湖畔の道路から観音山少年自然の家へと向かい、少年自然の家手前の空きスペースに車を止めて9:45に歩きはじめる。
今回は、相方と山の会のFさんとボクの3人。

道は整備されていて、看板もしっかり立っている。
しかし、オリエンテーリングで使うと思われるいろんな道が入り組んでいたりするので、方向音痴な人は道順をしっかり覚えながら歩かないと道迷いをしてしまうかも。

すぐに『星の広場』に到着する。
ここは開けていて、テーブルとベンチが5~6台設置されていて、見晴らしがよくていいところ。
春、秋は心地よい風に当りながらのんびりと昼食なんてものいいかもしれない。
ここで、ちょっこし景色を眺める休憩。

しばらく歩くと、『まんさく峠』の分岐に出る。
帰りにこの分岐を間違えると道迷いになってしまうので、メンバー皆に覚えておいてもらうために止まって確認する。
1度道迷いをすると、もう二度としたくないので、数人で山に行く時は分岐で毎回こうしようと思う。

分岐をすぎしばらく歩くと、清水寺がある。
なんでも昔ばなしで有名な『しっぺい太郎』が亡くなった場所として建てられたと看板にあった。

清水寺から山頂の看板に従って歩く。
山頂はすぐそこ。

山頂の三角点は林の中だが、見晴らしのよい場所が作ってくれてあったので、そちらに数メートルくだり早いけど昼食にする。

ほんとはお蕎麦を食べに行くつもりだったのだが、昨日電話すると臨時休業でお休みになるということで、山で昼食にするためにセブンイレブンでおにぎりを買った。偶然キャンペーン中でおにぎりはどれも100円だったので、日頃あまり食べない値段の高いものをセレクト。
こんなときに貧乏性がバレてしまう。

今回は、おにぎりと永谷園のお味噌汁。
山で食べるみかんがまた美味しいのだが、忘れてしまった。残念。
コーヒーは冷凍してあった、COEグァテマラを用意。
Fさんにもよろこんでもらった。

Fさんは鼻が敏感で、素材のよさが判る人なので、いい豆を持ってくるととても喜んでくれるからボクも嬉しい。
是非、新年会にも参加してもらいたい。

ここで1時間半くらい昼食でのんびりしてから下山。
清水寺くらいまで下ってくるとなにやら子供の声がする。
清水寺のほうを見たら、地元の小学生が昼食をとっていた。
遠足だろうか?

そこをスルーして、まんさく峠を間違えないように来た道に進むと、また小学生の団体が登ってきた。
結構な人数を登山道を避けて通してあげる。
たぶん100人以上はいると思うのだが、この先そんな人数が休憩できる場所があるのだろうか?

星の広場まで降りて来て休憩。
まだ日差しが高く、ぽかぽかして風も気持ちいい。
引佐湖畔の紅葉がきれいで、帰りに見て行こうと決定。
たまにはこんなのんびりハイキングみたいな山もいいな。
今年から秋以降の低山は近場のこういった山々を近いところから登っていこうと思う。
意外とほとんどの山に登山道があるみたいなので、面白そうだ。

今年の7月に行ったスバリ。

2010年10月21日 13時08分09秒 | 山。




今までのテン泊はベース型だったけど、初めての縦走。

テント担いで8時間の移動も初めて。

疲れたけど、これからの山歩きの幅が広がった山行だった。

そして、後立山の山のキレイさも知った。

奥に広がる立山の大きさと雄大さも見れた。

次に繋がる山行だった。

いい山たちだった。

雪化粧の穂高

2010年10月09日 17時48分09秒 | 山。




ちょうど昨年の今ごろに北穂高に登った。

朝テントから顔をだすとうっすらと雪が積もっていた。

朝焼けの穂高はとてもキレイで涸沢の素晴らしさに心ときめいた。

日が昇り雪がゆるんできてから北穂に登りだす。

アイゼンはまだ必要なかった。

風が雪を舞い上げこれから来る過酷な冬の訪れを連想させる。

やっぱり山は雪を纏っているほうが美しい。

昨年の秋。

2010年09月29日 12時28分43秒 | 山。




昨年、紅葉の涸沢を見たくて10月の三連休で涸沢に行った。

もうすでに紅葉は終わっていて、葉っぱは落ちてしまっている木々が目立っていた。

途中から降り出した雨がみぞれに変わり、夕方頃には雪へと変わった。

でも、翌朝。

はじめての涸沢に雪がうっすら積もり、紅葉の代わりに雪化粧した穂高の素晴らしくキレイな山容を用意してくれた。

また行きたいな。涸沢。

奥丸山からの景色。

2010年09月26日 12時15分53秒 | 山。




2009年の8月上旬はまだ梅雨明け宣言されていなかった。

槍平小屋にテントを張って槍ヶ岳往復したのはいいが雨で視界はゼロ。

下山する日だけしっかり晴れてくれたので、展望がよいと表記のある奥丸山に登ってから下山することにした。

するとどうだろう。

そこでしか見れない景色があった。

雨じゃなかったらきっとこの山には登ってないと思うと、神さまがこの景色をボクたちに見せたかったのかな?

なんてポジティブな思考にさせてくれる。

でも下山した日に梅雨明けが発表されたことについてはポジティブには考えられなかった.....。