薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

本宮山<山の会平日部>

2010年05月18日 14時18分51秒 | 山。
毎月の山の会での山歩き。
今回は、初めて参加の男性Fさんといつも参加のYさんとボクと相方の4人で新城市の本宮山へ。

この山はトレーニングとして登っている人が多く、登山道が整備されていてキレイで、これから暑くなると木々が木陰を作ってくれ、尾根まで出れば風が心地よい言う事無しの山なのだ。

今回は、初めて参加のFさんの自宅からも近いと思いこの本宮山にしてみた。
往復で3時間といったところ。
そして、この会はいろんな人が参加されるから、ゆっくり、のんびり山行なので、今回のボクはボッカトレを兼ねての山歩きにしてみた。
今日のザックはこれから夏のテン泊でメインで使うMacpacの50Lのザック。
そのザックに、今回使いもしないテントとフリース2枚と水2.5Lを背負って登る。
テン泊仕様の体をつくることが目的。


現地駐車場まで行って気が付いたけど、時計とコンデジを忘れた。
なんか忘れたと思っていたけど、ヒドイね。
やはり忘れ物チェック表は作らないといけないかも・・・。


今日の天気予報では、日中25℃くらいまで上がるみたい。
夏だよこりゃ。
でも、ペースがゆっくりだったので、今日のボクにはちょうどよかった。


2時間ほどで山頂神社にたどり着く。
今回、初めて本当の山頂のある三角点までいく。
ドライブウェイを橋で超え、ツツジの蕾みがたくさんある最後の登りを登るとでっかい電波塔が立っている。
そこが、頂上。
ここまでくると、火照った体に心地よい冷たい風が吹いている。
『はぁ、気持ちいい~』
とみんなで話すと、なにもない電波塔を後にして、先ほど歩いた神社まで戻りお昼ご飯にした。

和気あいあいと、いろんな話しをしながら、お昼ごはんとコーヒーを飲んで、1時半ごろ下山開始。
来た道を下る。

下山時にも、大勢の登山者とすれ違い、人気の山だと実感する。
でも、今日が月曜だと認識すると、登山ブームの影響もあるのかな?なんて思ったりした。

これから毎月、山の会の人たちと、近場の山々を登ってゆきたい。
もちろん、参加される人たちには、山岳保険の加入が条件になっている。
ケガをしたくてする人はいないけど、もしもの為の保険だから。
もしくは、自分が落としてしまった落石でケガをさせてしまうこともあるのだから。


水窪・常光寺山 1438m<じょうこうじさん>

2010年05月04日 14時11分06秒 | 山。
登り:1時間40分 下り:1時間30分 同行者:相方





お客さんから聞いた情報で、アカヤシオが見れる山で『1時間ほどで登れるよ!』と聞いたのでネットで情報を集めて行ってきました。
実際は登りで1時間半かかりましたけど!!

でも、アカヤシオ今年はまだ早かった。
あと1週間~10日くらい早いかも。



なんでも毎年GWあたりがアカヤシオの開花時期らしいので、はじめて見るツツジの種類のアカヤシオを見るために水窪まで国道152を北上して行きました。

ナビの目的地は、山住神社で設定し、山住峠まできたら天竜スーパー林道を左折し数分行くと、冬期ゲート前に広いスペースがあるが直進。

もう数分行くとやっているのか判らない『カモシカと森の体験館』という怪しげで税金の無駄遣いだとひと目で判る建物がありその前に10数台停めれる駐車場と水洗トイレがある。

このトイレはきれいにしてくれているので、きれいに使いたい。カモシカと森の体験が在ることのなかでは、このトイレと駐車場が一番ありがたい。






登山口は駐車場からスーパー林道を歩くとすぐ見つかりキレイに整備されている登山道がうれしい。





この山のデメリットは、偽ピークが幾つか存在すること。
本来はしてはいけないが、今回地図を持たずに山に入ったので、どこがピークなのか判らないまま山に足を踏み入れた。





『あそこまで行けば、きっと山頂だ!』

と、実際にたどり着くとピークではない。

また、山を下り、『次が山頂だな!』

と、たどり着くとまた違う。

そんなことを繰り返して、ようやくたどり着いた。

気持ちが折れるから、偽ピークは、キ・ラ・イ。





ちなみにアカヤシオは、山頂の手前の崖のとこらへんと、山頂を過ぎて1分ほど歩いたところにありました。

満開の時期に行ってみたいものです。


そして、下山後に事件が発覚します。

折角だからと山住神社に立ち寄り、1300年と言われる巨木を見て、参拝しました。
そのとき脇に違和感があるので、長袖Tシャツをひっぱると、さっきからずうっとワキ毛がなにかに挟まって、引っ張られる感じなんです。
『縫い目になんでワキ毛挟まるかな~!』
と、モンベル製品に眉間にしわを寄せて、疑いの眼差しを投げかけたボクがバカだった。
ふと目を脇に寄せたところ、なにやら虫が居てるじゃないですか。

それは、すぐに理解できました。

『山ダニ』だったんです。

もうすぐに相方を呼び寄せました。

そして、キーホルダーにしている小型の万能ナイフを取ってもらって、ナイフでボクの脇に付いている『山ダニ』を取ってもらいました。

頂上のときからずうっとワキ毛が縫い目に挟まったと思っていたのは『ダニ』に噛まれていたんだと・・・。

きっと、山頂でアカヤシオをもっと近くで見たいと思って、ガサガサと道のない斜面を入っていったときに付いたんだと思います。

それが半袖Tシャツだったら直接肌に噛まれていたんじゃないかと思い、もう山に行くときは『夏でも長袖Tシャツだな!』と心に決めた出来事でした。