薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

年末。

2007年12月30日 13時32分28秒 | 仕事・店。
 明日の17時までお店を営業するのですが、今日になってはじめて年末だなぁと肌で感じるようになってきました。
これは不思議な感覚で、言葉のとおり肌で感じる空気感のようなものです。皆さんバタバタとしていて、時間に追われているようなせわしない感覚を受けます。もちろん私もですけど。(笑)

 今は予約分の豆を詰め終わり、一段落したのでパソコンに向かい合っています。
もう明日で今年も終わりです。
明日は今年の締めとして、お蕎麦を食べに行く予定なので、閉店後すばやく片付けを済ませて身麻呂さんへと向かう予定です。

本年も一年間ありがとうございました。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
では、よい年をお迎えください。

赤盤。

2007年12月28日 19時05分52秒 | 仕事・店。
 山に一緒に行く友人は音楽も好きで、中学の頃から洋楽などいろんなジャンルの曲を聴いている。わたしと言えば広く浅くなのですが、あまりメジャーな歌手を好まないところがある偏屈なチョイスをする偏屈男だ。

 以前、友人の車のなかで聞いている曲がいい曲で、「これ誰の曲?」と聞くと、「ビートルズのカバーじゃん。知らないの?」というあきれた声で返事をされた。そう。わたしはビートルズを聴かないで育ってきた偏屈男だったのだ。
 そんなやり取りがあったことすら忘れていた昨日、その友人が夜勤明けで昼間にふらっと立ち寄ってくれた。立ち寄るといっても彼の住む家からは車で30分はかかる距離に在るのだが、実家がこちらにあるのでそのついでだと言っていた。
 そして着くなり、「これプレゼント」と始めてその友人から貰うプレゼントは、ザ・ビートルズのベスト盤の赤盤と言う1962~1966までの厳選した26曲が収められたベスト盤だった。きっとビートルズを知らないでいる私を不憫に思ってのことなのだろう。

 友人がそこまでしてくれるのだったらと思い、友人が帰ってからアマゾンでその後のベスト盤の青盤を早速注文することにした。まだ青盤は届いていないが、プレゼントとして頂いた赤盤は今聴いても完成度の高い曲が詰まっていて知っている曲ばかりだ。よい曲というのは時代が変わったとしても残ってゆくものなのだと改めて感じている。やはり皆がよいというものは試しておかなければいけないと気付かせてもらったプレゼントだった。

ありがとう。

じんましん。

2007年12月26日 18時19分42秒 | 仕事・店。
 昨日のクリスマスケーキを作り終えるころに肌に以上が現れた。今までもお風呂から出るころや、季節の変わり目に服のレイヤーが合わず体温調節ができずに暑がる時などにじんましんが出ていたのですが、かゆみもほとんどないので気にしていなかったのだが、2週間前くらいから手の甲や腕に発疹が現れていた。でもかゆくはなかったのだ。
でも昨晩はちがった。蚊に刺されたようにそのかゆみは膨らみ、頭の頭皮のなかもかゆいのだ。なにかアレルギーがあるのだろうか?その日朝から食べたものを思い出しながら手帳に書き留めておくことにした。
しかし、晩ご飯を食べて数時間経つとかゆみの腫れがひくと同時に、かゆみもひいていた。が、またなったら嫌だとおもい、午前中に医者に行く事を決断して床に着いた。
しかし、クリスマスが終わった後だったのが、不幸中の幸いだったと思った。

 今朝は、お店のシャッターに張紙をして午前中は臨時の休みをいただくことを知らせて、車で昨晩調べた皮膚科のある医者へと向かった。
1時間ほどまたされたが、診察をはじめるとやはり「蕁麻疹(じんましん)」と診断されたが、なにが原因で蕁麻疹になるのか特定するのが難しいらしい。
しかし、体内である物質を作されて、蕁麻疹になるらしく、それを抑える処方箋を出して様子を見ることとなった。
食べ物のアレルギーで、出る蕁麻疹は、ほんの数パーセントほどしかないらしく、ほとんどの蕁麻疹はなにが理由なのかよく判らないのだそうだ。
不思議とお医者さんに説明してもらうと説得力があり、納得して帰ることができた。
お店に帰り11時半くらいからシャッターを開け、仕込みを始めた。

 昨晩のように腫れ上がるじんましんではないが、今もポツリポツリと発疹が出ている。かゆみはほとんどない。急性の蕁麻疹なら一ヶ月くらいで発疹が消えていくのだそうだが、これがもっと続くようならば慢性の蕁麻疹と判断されずっと付き合っていくしかないみたい。
とりあえずアレルギー性の蕁麻疹でないことだけを祈りたい。だって昨日食べたものは通常から口にしているものばかりだったのだから。

クリスマスの営業。23日・24日・25日

2007年12月21日 15時54分53秒 | 仕事・店。
 今度の日曜日の12/23から三日間は、クリスマスケーキの予約分の受け渡しのため喫茶コーナーはご利用できませんので、間違えてご来店のないようによろしくお願いします。

 ということなので、昨晩よりクリスマスケーキ用の生地ジェノワーズを本格的に焼き始めました。
23日からはひたすら組み立てるという作業になるので、22日の晩に仕込みをほとんど済ませなければなりません。
特に23と24は受け渡しが朝から晩まで予約が入っておりますので、ギフト関係など時間のかかる商品をご利用の場合はお電話をかけてからご来店されたほうが、待ち時間が少ないと思いますので、よろしかったらお電話にて用件をお伝えください。

 もう大晦日の今年最後の営業日まで休みがないので、クリスマスの疲れを持ち越さないように、アミノ酸など食事以外にも疲れを取り除くことのできるものを摂取して、大晦日の年越しそばを笑顔で食べることが出来るようにしっかりと営業したいと思います。
さぁ、がんばります!!

大そうじと焼き肉。

2007年12月19日 19時17分33秒 | 仕事・店。
 一昨日と昨日の2連休で今年の休みも、もうありません。年末まではこれから無休でがんばりたいと思っております。

さて、一昨日はもう年末に休みが取れないので大そうじを早めではありますが、おこなうことにしました。
晩ご飯を”おごる”というエサを使い相方に手伝ってもらいました。
お店のほうは、普段手の届かないところを重点にそうじを行い、ある程度そうじができてきたところで、わたしは焙煎期の煙突掃除をおこなうことに。
煙突も10月におこなったばかりだったので、ほとんど溜っていなかったのですが、微粉をブラシで落としきれいにしました。
残念ながら棚の整理などできていなかったのですが、空腹と日が落ちて寒くなってきたので、晩ご飯を食べに行く事にしました。
残りはクリスマスが終わってから時間の空いているときに整頓していこうと思います。

晩ご飯は、以前より常連さんがしきりと薦めてくれていた焼き肉や”モランボン”へ行く事に。
高いと聞いていましたが、想像よりは若干だけ安く、ひとり1万円はかからないだろうと食べたいものを注文しました。
久し振りの焼き肉と、久し振りの高級店です。
特上は頼まなかったのですが、空腹も手伝って上カルビは言葉を無くしてしまうくらいに美味しかったです。やっぱりお肉はウマい。
ブタや地鶏も置いてあり、活き活き遠州豚(ちょって商品名がちがうかもしれません。そんな感じでした。)はその柔らかさと、脂身の美味しさにやられました。地鶏も柔らかくて美味しかったです。
韓国焼き肉ということで、他にもいろんな韓国の料理があったので、今度はそちらも食べに行ってみたいと思います。

健康診断で悪玉コレステロール値が高かったので、なにかのご褒美でまた行きたいと思いました。
サイフの負担も二人で1万円と少しくらいで、がんばればなんとか行けそうな金額でした。

コーヒー豆入れ替わりました。

2007年12月15日 14時27分52秒 | 仕事・店。
 今まで使っていたグァテマラ・レタナ農園とエチオピア・イルガチャフィ・MAOが無くなり本日より両方入れ替え販売しております。
 グァテマラはコスタリカ・パタリロ農園に、エチオピアは同じエチオピアの本年度収穫の豆に入れ替えました。
詳しくはHPのカテゴリ「coffee」をご覧ください。

 年末は毎年のことながらバタバタと過ぎて行きますね。もう半月経ってしまいました。
今年のクリスマスケーキに使うイチゴもなんとか橋本農園さんのイチゴを手当することができ、ほっとしております。
来週は月、火と二連休をいただき早めの大そうじをする予定です。19日からは年内無休で営業するので、もうそのタイミングでしか年内の大そうじをする時間がないのです。
たぶん掃除をすれば、年の暮れという雰囲気にもなるのかな?なんて考えております。

クリスマスの当店ご利用について

2007年12月14日 16時47分20秒 | 仕事・店。
 12/23(日)~25(火)までの3日間はクリスマスケーキの予約販売のため、喫茶コーナーを閉めて営業しております。
喫茶コーナーのご利用目的で来店されますと、対応ができませんので、どうぞご了承ください。

尚、コーヒー豆の販売は通常通りおこなっておりますが、この3日間はひたすらケーキ作りに追われると思いますので、日頃のようにあまりお話はできませんので、ご了承ください。
また、23(日)・24(月)の二日間は通販での地方発送も出来ませんので、ご利用の場合はお早めのご注文をどうぞよろしくお願いします。

段取り。

2007年12月12日 13時43分32秒 | 仕事・店。
 仕事は段取りが8割。なんて以前の職場の上司によく言われました。
今はその段取りで頭を悩ましております。そうクリスマスケーキの段取りです。毎年のことなのですが、仕込みから仕入の段取りまで一人でしなくてはいけないので、この時期が一番頭を悩ませます。

以前の職場では、半年に一度コーヒー豆のバーゲンを2日間限りで行っていたので、そのときのことが思いだされるのです。
その職場のときは全7店舗でコーヒー豆を売っていて総焙煎量は10トン近くまでいきました。当然1日で焙煎できるはずもなく、鮮度を考えできるだけ最短日数で焙煎を行えるように段取りを組むのです。頭を悩ませるのがやっぱり仕入で、工場内に置ける生豆の量も限られるため、頭をフル稼働させて考えた苦い想い出がよみがえるのです。

 ケーキの場合は生クリームやイチゴといった鮮度がかなり重要視され、クリスマスが終わると年末も控えているので、乳製品の配送自体が最終となり仕入が複雑化するのです。ケーキを本職でしているお店は大変だなぁと人ごとのように思ってしまいますが、毎年余分に生クリームを取り過ぎてしまう傾向があるので、今年はきちんとしたいと思うのですが、もしも?!を考えてしまうので、少し余分に計算してしまうのです。
 イチゴもまだ最終の返事は聞けてないのですが、橋本農園さんのイチゴがおおよそ使う事が出来そうなので、ほっとしております。もう少し早めに穫れだすとこちらも安心して注文することができるのですが、これも農作物なので仕方がありません。

いろんな意味で今年も段取りと受け渡しがスムーズにおこなえることを願いつつ確認を数回おこない、段取りをきちっと頭の中に叩き込んでミスのないようにしていきたいと思います。
もちろん体調面もしっかりと維持していきたいと考えております。
こんな時だけは、神頼みになってしまう私をどうか神様お許しください。

今年最後の山歩き。

2007年12月11日 14時35分14秒 | 山。
 今年も12月にはいり、お店のほうも年末に向けて忙しくなってきています。毎年恒例のクリスマスケーキも予約でほぼ完売。あとは予約を受けた分をきちんと作るだけです。そのため昨日の休日はもちろんですが、今日からお店でも風邪対策としてマスクを着用させていただきお客様の接客をさせていただいております。見苦しいかもしれませんが、なにぶん一人で運営しておりますので、これからの時期はクリスマスが無事終えるまでマスク着用にてお店に立たせていただいておりますので、どうぞよろしくお願いします。
 
 昨日はクリスマスを2週間後に迎え、今年最後の山歩きに向かいました。山は本宮山。
久し振りの山なので、ちゃんと頂上まで登ると疲れて風邪をひく恐れがあるので、ちょうど真ん中辺りにある展望台まで行って、そこで昼食を取って返ってくるというプランで望みました。
 やっぱり久し振りの山歩きは太ももにきました。(笑)
体が汗をかくと冷えてしまうので、あまり汗をかかないようにゆっくりと登りました。
久し振りの山は冬の乾いた冷たい風が木々をすり抜けて火照ったからだに心地良く歩くことができました。空は雲ひとつない乾いた青空を望むことができ、木々の隙間から差し込む日差しの傾きは秋から冬へ向けての季節の移り変わりを教えてくれていました。

 展望台に付くと火照った体に冷たい風が体温を奪ってゆくので、すぐに風を通さない上着を着込み、持ってきたストーブに火を付け、お湯を沸かしました。登る直前のコンビニで買ったインスタントの「けんちん汁」に沸騰したお湯を注ぎおにぎりと一緒に昼食を取ろうとしていたら、下山してきた50代後半の夫婦がその展望台に寄って休んでいくようです。そして二言三言しゃべるとなぜか山の話しが盛り上がり、食べ始めるころには「けんちん汁」もぬるくなってしまっていました。でも、見ず知らずの人と山の話題で盛り上がり、行った事のない山を想像でき、また来年行ってみたいなと思いながら昼食を取りました。
やっぱり山で食べるごはんは美味しく、たとえコンビニで買ったおにぎりでもとても気分のよい昼食を取ることができました。このために山に登るんじゃないかな?そんな感じさえします。

 また来年も、いろんなきれいな山に出向いて行けるように、今年も最後までがんばって仕事をしたいと思います。
残り少なくなった本年ですが、がんばって小走りで新年を迎えたいと思います。そのためには、まずはクリスマスケーキをがんばります。(笑)

小國神社。(おくにじんじゃ)

2007年12月07日 14時40分55秒 | Weblog。
 先週の日曜日にお客さんが興奮して話してくれた。
朝早くから小國神社へと出向き、紅葉を見て来たのだと言う。その話しぶりから早朝のまだ日の光が差し込む前の神社の静けさと、凛とした空気の漂うなかでの紅葉を連想することができた。
そのため、翌日雨が降ってはいたが相方と小國神社へと紅葉を見に行くことに決めたのでした。

 雨が小降りに降るなか、傘を指して境内を歩く。紅葉のメインは横を流れる川沿いのため、境内のなかはところどころにきれいな色の木々を眺めることができた。折角来たのでお参りをし、それから川沿いの道へと向かった。

 ちょろちょろと流れる小川の両岸には色とりどりの紅葉樹が植えられている。
雨降りだから日の差し込みがなかったが、そんな天気のお陰か人も少なく風情を感じる紅葉が見れた。
まだ青い葉もあれば、その横には朱色や橙、黄色といった色とりどりの色が鮮やかに咲いている。まるで枯れているのが嘘のようだった。
今年は急に気温が下がったせいか、紅葉がきれいみたいだ。
ひとつの木のなかでも、日があまり当らない部分と日のよく当る部分で色の変化に違いが出ているのがしっかりと判ったり、灰色の雨雲を背景に透かしてみると晴れとは違った柔らかな色の紅葉を下から眺めることができた。
水量のすくない小川のなかでも、落ち葉による紅葉が見れた。朱色の木の下には朱色のじゅうたんが敷き詰められ、橙や黄色といった木の下にはそれぞれの色のじゅうたんがある。小川のちょろちょろとした流れにその一部が流されて流れ着いた先で混じり合う。自然の色の混じり合いに素直にきれいだと感じた。それは頭で想うよりさきに心で感じた気がする。

ひと通り川沿いを歩くと寒さが体にしみてきたので、駐車場横の売店で甘酒を飲んで冷えた体を温めた。
こういう時、日本人に生まれてよかったなとつくづく感じる。
神様、ありがとう。