連休初日に来月の山登りのトレーニングを兼ねて、山に登ってきました。行った山は鳳来にある「明神山」。
来月も一緒に行く友人が休みを取れたため、一緒に登りました。その友人とも久し振りに山に行くので楽しみでした。
朝の8時に待ち合わせをし、1台の車で向かいます。途中のコンビニで昼食と水分を購入しました。そして待ち合わせ場所から1時間程度の距離にある乳岩峡に車を停めて、歩き始めました。
水分は1.5Lとアミノ酸ゼリーを1つ、あとは今回は行動食を試そうと思い、カロリーメイト・グミ・ようかんなどを持ち、おにぎりは買うのをやめた。
駐車場横の小屋から川沿いに歩いてゆく。
少し歩くと苔むした橋を渡る。この川の水がとてもきれいで、二日前に降った雨水をサラサラと音をたてて流していた。
こんなキレイな沢沿いを歩いていった。山も「明神」と名がつくだけあり、とても清々しくキレイだとおもった。虫が少ないところがほんとにうれしい。
沢から登山道が外れて歩いてゆくと、この季節の尋常でない蒸し暑さにサウナのように汗が流れてゆくのが判る。稜線に出るまでは、ほとんど風が通らず、熱中症にかかるのではないだろうか?と思えるほど、急斜面をひたすらに登る体の熱が上がってゆくのが判る。なのでこまめに水分を補給していった。
わたしの経験のなかでは、かなり急登の山で、登りではかなり体力を消費した。こんなときにはすぐにカロリーを力に変えてくれる糖質を口にするのが良いと本で目にしていたので、以外とカロリーのあるグミを口にして登る。
いつものことだが、友人は歩くのがとても速く、あっと言う間に姿が見えなくなってしまう。お互いに自分の世界のなかで山を登るので、そんなに会話はない。お互いを知る者同士なので、この距離感の居心地が良いのだが、あまりにも離されるのでこれでも一生懸命がんばって歩いていることをこの場を借りて述べておくことにする。(汗)
ようやく尾根に出て、尾根沿いに歩く。間近に迫ってきている山にあそこまでだろうか?とシャッターを切った。
しかし予想は全く違い、ここからまた急な登りになる。6合目には分岐点があり、8合目からはもっと急勾配になり、くさり場が2カ所、そしてはしごを登ると次の写真の「馬の背」が待っている。
馬の背のはしごを登るまでは木に囲まれた道を歩いているので、全く景色は見えない。そしてはしごを登った瞬間の眼下に広がる景色にことばを無くす。
写真もことばもあの景色の前では意味を無くす。その景色を実際に見た者でしか味わえない思いを抱く。それは人によって違うものかも知れないが、あの景色の前ではそんなこともどうでもいいように思える。こんな近場の山で、これだけの景色を見る事ができるということに感謝したいと思った。
写真は鳳来湖方面。
こちらの写真は、南アルプス方面。
馬の背からはもうひとがんばりで、切り立った稜線を歩く感じだ。でも両横には木が茂っているので、高度感による緊張はなくても歩けた。でも、足を踏み外すことを考えると背中に嫌な汗を感じる。
頂上には立派な展望台があり、見渡しのよい最上階に階段を上りそこで昼飯を食べることに。ここまでほぼ3時間。登山用の乾き易いズボンの全体の色が変わるほどに汗で濡れていた。自分でもその汗の量にびっくりし、先客の登山者にもすごい汗の量だと言われてしまうほど道中が険しかったことを教えてくれていた。先客の年配の登山者も男性ばかりだったので、そのズボンを脱ぎ、パンツ一丁でズボンを乾かすことにし、ご飯を取った。
友人はしっかりとおにぎりを買ってきていて、わたしと言えばカロリーメイト。・・・。ものすごく友人のおにぎりが羨ましかった。次回はちゃんと食べたいものを持っていこうと明神山の山頂で心に誓った。
食事と休憩で山頂で一時間ほどのんびりしてから山を下る。濡れていたズボンもかなり渇き、速乾性という機能は間違っていないと実感した。びしょびしょに濡れたのは機能性以上の汗のせいだったみたいだ。そのズボンを履き、荷物を背負って先ほど来た道を降りる。
この時点で残りの水分は1/3を切っていた。でも、下りはそれほど汗をかかないので、ちょうどよい水分量だろう。食事と水分を体に補給したお陰で荷物が軽くなり軽快に足が運ぶ。しかし、先ほど登ってきた急勾配の下り。体重とザックの重量が膝にのしかかる。一時間ほどすると膝に少し違和感を覚え、膝が痛くなってきた。トレーニング不足か。
症状はそれほどでもなく、疲労からきている膝痛だろう。それほど明神山は険しいみたい。途中の登山道で沢を超えるポイントがあり、そこで顔や腕を冷たい沢の水で洗うと疲労が飛んでしまったような錯覚をおこす。生き返るとはこういうことなのか。と、思いながら再び顔を洗った。
この時点で最後の水分を飲み干した。残りは工程の1/3くらいだろうか?
ここまで来ると、沢の水の音が聞こえ、あともう少しだと水の音に励まされながら痛む膝を前に前に動かしていった。そして、駐車場にやっと到着。下りは2時間ちょい。休憩を除いた時間は5時間くらい。
この夏の時期で、5時間の工程だと最低でも1.5Lの水分は必要だということが判った。登りで5時間ならもっと必要だろう。
疲労がズボンやTシャツに溶け出して今すぐにでも着替えたい気分だった。友人がすぐ近くの温泉「うめの湯」でさっぱりとしてから着替えたら?と言ってくれたので、お言葉に甘えて疲労を抱えたままの格好で、車の助手席にタオルを敷いて友人の助手席に浅く座り「うめの湯」へと友人の運転する車で向かった。
やっぱり山登りと温泉はセットだと再認識した。日焼けした肌が温泉の熱い湯でより赤くほてるが心地よい痛みだ。着替えをしたあとに脱力感のなかで水分をとり、空調の効いた場所で少しのんびりした。
頭のなかが真っ白になり、なにも考えず、ただ空調の風が火照った肌に触れていた。その心地よさだけがまた次への山登りを期待させていた。
来月も一緒に行く友人が休みを取れたため、一緒に登りました。その友人とも久し振りに山に行くので楽しみでした。
朝の8時に待ち合わせをし、1台の車で向かいます。途中のコンビニで昼食と水分を購入しました。そして待ち合わせ場所から1時間程度の距離にある乳岩峡に車を停めて、歩き始めました。
水分は1.5Lとアミノ酸ゼリーを1つ、あとは今回は行動食を試そうと思い、カロリーメイト・グミ・ようかんなどを持ち、おにぎりは買うのをやめた。
駐車場横の小屋から川沿いに歩いてゆく。
少し歩くと苔むした橋を渡る。この川の水がとてもきれいで、二日前に降った雨水をサラサラと音をたてて流していた。
こんなキレイな沢沿いを歩いていった。山も「明神」と名がつくだけあり、とても清々しくキレイだとおもった。虫が少ないところがほんとにうれしい。
沢から登山道が外れて歩いてゆくと、この季節の尋常でない蒸し暑さにサウナのように汗が流れてゆくのが判る。稜線に出るまでは、ほとんど風が通らず、熱中症にかかるのではないだろうか?と思えるほど、急斜面をひたすらに登る体の熱が上がってゆくのが判る。なのでこまめに水分を補給していった。
わたしの経験のなかでは、かなり急登の山で、登りではかなり体力を消費した。こんなときにはすぐにカロリーを力に変えてくれる糖質を口にするのが良いと本で目にしていたので、以外とカロリーのあるグミを口にして登る。
いつものことだが、友人は歩くのがとても速く、あっと言う間に姿が見えなくなってしまう。お互いに自分の世界のなかで山を登るので、そんなに会話はない。お互いを知る者同士なので、この距離感の居心地が良いのだが、あまりにも離されるのでこれでも一生懸命がんばって歩いていることをこの場を借りて述べておくことにする。(汗)
ようやく尾根に出て、尾根沿いに歩く。間近に迫ってきている山にあそこまでだろうか?とシャッターを切った。
しかし予想は全く違い、ここからまた急な登りになる。6合目には分岐点があり、8合目からはもっと急勾配になり、くさり場が2カ所、そしてはしごを登ると次の写真の「馬の背」が待っている。
馬の背のはしごを登るまでは木に囲まれた道を歩いているので、全く景色は見えない。そしてはしごを登った瞬間の眼下に広がる景色にことばを無くす。
写真もことばもあの景色の前では意味を無くす。その景色を実際に見た者でしか味わえない思いを抱く。それは人によって違うものかも知れないが、あの景色の前ではそんなこともどうでもいいように思える。こんな近場の山で、これだけの景色を見る事ができるということに感謝したいと思った。
写真は鳳来湖方面。
こちらの写真は、南アルプス方面。
馬の背からはもうひとがんばりで、切り立った稜線を歩く感じだ。でも両横には木が茂っているので、高度感による緊張はなくても歩けた。でも、足を踏み外すことを考えると背中に嫌な汗を感じる。
頂上には立派な展望台があり、見渡しのよい最上階に階段を上りそこで昼飯を食べることに。ここまでほぼ3時間。登山用の乾き易いズボンの全体の色が変わるほどに汗で濡れていた。自分でもその汗の量にびっくりし、先客の登山者にもすごい汗の量だと言われてしまうほど道中が険しかったことを教えてくれていた。先客の年配の登山者も男性ばかりだったので、そのズボンを脱ぎ、パンツ一丁でズボンを乾かすことにし、ご飯を取った。
友人はしっかりとおにぎりを買ってきていて、わたしと言えばカロリーメイト。・・・。ものすごく友人のおにぎりが羨ましかった。次回はちゃんと食べたいものを持っていこうと明神山の山頂で心に誓った。
食事と休憩で山頂で一時間ほどのんびりしてから山を下る。濡れていたズボンもかなり渇き、速乾性という機能は間違っていないと実感した。びしょびしょに濡れたのは機能性以上の汗のせいだったみたいだ。そのズボンを履き、荷物を背負って先ほど来た道を降りる。
この時点で残りの水分は1/3を切っていた。でも、下りはそれほど汗をかかないので、ちょうどよい水分量だろう。食事と水分を体に補給したお陰で荷物が軽くなり軽快に足が運ぶ。しかし、先ほど登ってきた急勾配の下り。体重とザックの重量が膝にのしかかる。一時間ほどすると膝に少し違和感を覚え、膝が痛くなってきた。トレーニング不足か。
症状はそれほどでもなく、疲労からきている膝痛だろう。それほど明神山は険しいみたい。途中の登山道で沢を超えるポイントがあり、そこで顔や腕を冷たい沢の水で洗うと疲労が飛んでしまったような錯覚をおこす。生き返るとはこういうことなのか。と、思いながら再び顔を洗った。
この時点で最後の水分を飲み干した。残りは工程の1/3くらいだろうか?
ここまで来ると、沢の水の音が聞こえ、あともう少しだと水の音に励まされながら痛む膝を前に前に動かしていった。そして、駐車場にやっと到着。下りは2時間ちょい。休憩を除いた時間は5時間くらい。
この夏の時期で、5時間の工程だと最低でも1.5Lの水分は必要だということが判った。登りで5時間ならもっと必要だろう。
疲労がズボンやTシャツに溶け出して今すぐにでも着替えたい気分だった。友人がすぐ近くの温泉「うめの湯」でさっぱりとしてから着替えたら?と言ってくれたので、お言葉に甘えて疲労を抱えたままの格好で、車の助手席にタオルを敷いて友人の助手席に浅く座り「うめの湯」へと友人の運転する車で向かった。
やっぱり山登りと温泉はセットだと再認識した。日焼けした肌が温泉の熱い湯でより赤くほてるが心地よい痛みだ。着替えをしたあとに脱力感のなかで水分をとり、空調の効いた場所で少しのんびりした。
頭のなかが真っ白になり、なにも考えず、ただ空調の風が火照った肌に触れていた。その心地よさだけがまた次への山登りを期待させていた。