薫るクロニクル。

日常生活で思ったことや、趣味の山歩きの話しなど、思いついたことを綴る記録です。

洗剤のいらない、ふきん。

2006年08月31日 15時42分15秒 | 仕事・店。
去年の暮れくらいから、手荒れがひどくなってきたことをきっかけに、他のブログで知ったガラ紡のふきんを使おうときめました。そうして探している時に、偶然当店のお客として来店してくれたのが、NPO法人ガラ紡愛好会の方達でした。
すぐにその場で、1セット購入し使い始めました。
洗剤を使わなくてもお湯で洗えば油物もきちんと落ち、手荒れがみるみる治っていきました。
それを考えると洗剤って人の手を荒れさせるほど強い成分が入っているのだと気が付きます。
そして、それを垂れ流して川や海を汚染しているのだと気が付きました。
先人達のすばらしい伝統を引き継ぎ、環境をまで変えていくことができる日本ならではのものだと思います。




3枚一組で売られているのですが、1枚あれば数年持ちます。
ですので、当店でバラ売りをしています。
1枚で700円ですこし高いですが、数年分の洗剤の費用と環境に優しいと思えば高い商品ではないと思います。

これからも、コーヒーと環境にも目を向けて運営をしていく考えでおりますので、どうぞよろしくお願いします。

橋本農園のイチジク。

2006年08月30日 23時18分18秒 | 仕事・店。
今年もこの時期になりました。露地もののイチジクの時期です。
イチゴ農家の橋本農園ですが、先代のおじいちゃんが育てていたというイチジクが実をつけ、予約注文にて販売してくれます。
今年のイチジクは、昨年と比べるとイチジク本来の香りが漂い、イチジクらしい香りと甘みがあり美味しいです。
昨年は言葉で表すと水っぽいかんじと言うのでしょうか?ですので、今年のイチジクはイケます。(笑)

そんなイチジクなので、今年は今の時期からショートケーキにして、お客さんの口にお届けしております。
ふっくらしっとりジェノワーズ生地に、クレムパティシエール(カスタード)とイチジクが合います。
イチゴだけがショートケーキではないとイチジクが主張しておりますので、一度口にしてはいかがですか?
コーヒー豆もどんどん新しい豆に入れ替わっていっておりますので、ケーキとコーヒー共に満足できる商品です。
ご来店あれ。(笑)

八高山 ~はっこうさん~

2006年08月29日 13時55分29秒 | 山。
 東名高速を相良牧之原ICで降り、国道473号線を北上し大井川沿いに走ると、大井川鉄道福用駅がある。
その福用駅に車を止めさせてもらい、八高山へと向かった。
道順がきちんと示されており、迷うことは滅多なことが無い限り大丈夫だと思う。
福用駅からは急斜面コースとゆるやかコースの二通りあり、山の中腹で交わる。
今回は行きは急斜面コース、帰りはゆるやかコースで下った。
が、夏場は登らないほうが良いかもしれないと思った。
急斜面コースの登りから、あまり足を踏み入れていない山道は、道こそ判るが草木が生い茂り虫も多く辺りを見渡すゆとりも生まれない。



頂上も一等三角点のある周辺にぽっかりと空いた空間があり、富士山側と遠州側を見渡すことができるはずだが、あいにくの天気のため真っ白だった。



これが、11月以降だったら、草木も枯れ風の吹くこの地域ならば見晴らしも良いんではないのかと想像出来る。虫もきっとすくないだろう。

今回の山登りで、夏山は知名度があり人の出入りが結構ある山が、道も広く整備されていて登り易いのだと気が付いた。
アルプスなどの高い山は、高山植物などもきれいで、下界の猛暑からも逃れられるので、やっぱり夏は標高の高い山に登るのが正解!のような答えが導きだされました。
残り僅かな夏に、どこかきれいな眺めのある山に登りに行きたい。

ブラジル・セラード一番摘み豆。

2006年08月27日 13時18分50秒 | 仕事・店。
コーヒーは農作物でブラジルの場合は産地にもよるが5~8月くらいが収穫期となる。
標高の高い場所や、山の斜面の向きによっても収穫が異なり、収穫期の日程に差が生じる。
標高の高い豆のほうが、昼夜の寒暖の差が生じ、味が良くなると言われている。お茶などもそう言われているので、農作物ならばなんでもそうなのかな?と思ってしまう。

 そんなブラジルのセラード地域で収穫されたコーヒー豆は通常だと翌年の1~2月に日本に到着する。
9月から雨期に入りコーヒーの木に白い花を咲かせる。この花がコーヒーチェリーと変化していくので、この雨期は大変重要な役割を果たしている。
しかし、精製され脱穀したコーヒー豆には雨は大敵。通常11~13%の水分値に乾燥されたコーヒー豆が雨に濡れたまま船で輸出した場合、赤道などの高音のコンテナのなかで発酵しカビが発生する。
そこで、わたしの個人的な推測だと、その雨期で商品であるコーヒー豆にダメージを与えないために雨が集中する雨期の期間を避けて輸送するために、半年も遅れて日本に到着するのではないかと考えている。
しかし、コーヒーも農作物で採れたてが力があり、美味しいと考えている。そこで、セラードコーヒーでは、この時期に採れたてのブラジルコーヒーを販売している。
ことしも手配を済ませました。
味は確認していませんが、セラードコーヒーには優秀な現地カッパー(コーヒー鑑定士)がおり、スペシャルティーレベルに達しないコーヒーは販売していないので信用ができます。
今年もブルボンアマレロ(イエローブルボン種)を販売していたので、それを手当しました。一応来年の2月くらいまでの量を手当してありますので、お楽しみに。
入荷予定は10月の中旬です。またこのブログでお知らせ致します。

クライマーズ・ハイ

2006年08月26日 14時57分38秒 | 本。
横山 秀夫さん著書の本が文庫コーナーに並んでいたのを一ヶ月ほど前くらいに見つけて購入していた。
しばらく忘れかけていたのだが、ふと手に取り読み始めてからは、早かった。
面白かったからだ。

「山をなぜ登るんだ」の問いかけに、衝立岩を一緒に登るはずだった同僚が応えた。
「降りるために登るんさ。」
その意味が、読み終えるころにはなんとなく理解できるようになってくる。
 難関な衝立岩の登山の前夜、御巣鷹山航空機墜落事故は起こった。
そして、一緒にその衝立岩に登るはずだった同僚のくも膜下出血による入院も同じ日。
御巣鷹山航空機墜落事故を背景に、仕事場である新聞社内の慌ただしさと会社内の派閥、自分の家庭の息子に対する接し方と、入院した山仲間の息子との接し方。
ひとりの人間が抱え込む問題は、この小説のように同じ時間軸に幾つもあると思う。それが絡まり合い、悩み一歩ずつほぐしていく。

 私はちょうどこの日航機墜落事故の時は、忘れもしない高校の夏休みに工場でアルバイトをしていた。もちろん学校には無許可である。
その頃は今のように景気も悪くなく、うるさくない時代で、朝9時から夜11時ころまでお金を稼ぐために、働いていた。仕事が忙しく人手が必要だった時代だろう。
そんな夏の蒸し暑い時期の仕事から帰ったテレビで、この衝撃的なニュースが放映されたことを今でも覚えている。一瞬にして500名以上の人命が消えてしまったのだ。
そのニュースを見て、それが自分だったらどういう行動をし、どんなふうにその瞬間を迎えることができるのだろうと、ふと考えたことを思い出した。結論は出るはずもない。だって、空想でしかないのだから。

 17年後に主人公は衝立岩に登っていた。
いろんな問題を少しずつ解決し、「降りるために登るんさ。」の意味を理解するために。
この本を手にするのは、きっと一度だけではない。
久し振りにいい本と巡り会えた。そんな気分だった。


コスタリカ・ナランホ新豆入荷。

2006年08月25日 16時06分11秒 | 仕事・店。
本日からコスタリカが新豆に替わりました。
とりあえずは少量仕入ました。これからいろいろ日本に入荷してくるので、その豆のサンプルを取り、気に入った豆を年間で手当したいと考えているからです。
今回のコスタリカは前年と同じウエストバレーのもの。味の質は同じ系統の感じを受けました。チョコレートフレーバーと滑らかな油脂分。でも、新豆だということからすると繊細さは少し点数が上がらない感じ。
しばらく使ってみて焙煎を合わせてみてから、年間使うか考えたいと思います。

残暑。

2006年08月24日 19時26分17秒 | 仕事・店。
気が付けば夕方7時で辺りは真っ暗。いつの間にこんなに日が暮れるのが早くなったのだろう。しかし、昼間の暑さはまだまだ夏本番って感じです。
 当店のアイスコーヒーリキッドも残り少なくなってしまいました。でも、日中のこの暑さですので、もう一回最少ロットで作ろうと考えております。
来週末には新しいアイスコーヒーリキッドが店頭に並ぶと思いますが、それまでに売り切れてしまいましたら申し訳ありません。
すぐに入荷しますので、ご了承ください。

ケーキ教室。

2006年08月23日 12時31分41秒 | 仕事・店。
昨日、今日と店内の喫茶コーナーを閉めて、2時よりケーキ教室を行っております。
会員さまには事前にお知らせしてあったのですが、忘れていた方や、会員さまで無い方は知らずに来店されたお客さまもちらほらと。
もっと事前からきちんと説明しておけばよかったんだと反省しました。
申し訳ありあません。
しかし、新しいことをしていくとお客さまも喜び、わたしも成長していけるので、これからも新たらしいことを考えてしていきたいと思います。

ケーキ教室では、生地を混ぜるタイミングや、混ぜ方など実践で使える知識を教えることにしております。
なんでも考え方は同じなので、他の生地にも応用が効くと考えております。
また、手作りケーキと一緒にコーヒーを飲むという空間が楽しくなることと思います。

身麻呂 ~むまろ~

2006年08月22日 13時23分46秒 | Weblog。
先日来店されたお客さまから聞いた情報を頼りに、お蕎麦を食べに行ってきました。
それが身麻呂(むまろ)というお店です。
十割そばなのに、ぼそぼそしていなくて繋がっていて、のどごしが良かった。美味しかったから行ってみたら?
と教わりました。

場所は、天竜浜名湖線『宮口』駅の近くで、お客さんの情報では「花の舞」の隣にあるよと言われたのですが、よく判らず車でうろうろしていましたら、偶然目の前に現れました。

もりそばと、あんかけとろろごはんを注文しました。
最近は本やアーチストの呼びかけなどから、マイお箸を持ち歩いているので、それを利用しました。
割り箸などは木材のニオイがするものもあるので、繊細な香りのするものを食すときには、マイお箸は重宝します。それに、ゴミの低減に繋がりますしね。

そしてもりそばが出来上がりました。
ダシつゆは、しょうゆ味が濃くなく関西系を想像するかつおダシ?が濃く、ダシの香りが漂うつゆでした。
そして肝心のお蕎麦は、十割なのにわたしの好みの細い麺でのどごしがよく、しっかりこしもある。ウマシ。
残念ながら鼻の効かない私は、香りがどれだけあるのかは判りませんでした。
しかし、あんかけとろろごはんには蕎麦の実なのか、噛んでいるととっても爽やかな香りが口の中に広がります。
胃ガンになった王監督もしっかりと噛んで食べないといけない!とテレビで言っていたのを思い出し、最近はしっかり噛んで食べるようにしているのですが、それが結果的にいいのか、甘みやそのものの香りが少しは判るようになってきました。
しっかり噛んで考えて香る。
三十路後半からでも、右脳にある香りの辞書に新しい香りをインプットしていきたいと思っています。

もしお近くの方でしたら、身麻呂に言ってみてはいかがですか?
十割そばが嫌いだと言う人も、納得の一品かと思われます。
下記が身麻呂のホームページです。

http://www.geocities.jp/mumaro_soba/

車。

2006年08月20日 17時40分59秒 | Weblog。
今乗っている車は、兄貴のお嫁さんが子供ができたときに、譲り受けたターボ付きのMTの軽自動車。
いまだきびきび走るのですが、もう15万キロを突破しています。
 先日、蓼科に行ったときは昨年新車に買い替えた友人の3ナンバーのフルタイム四駆の隣に座らせていただいたのですが、これがもう広くてトルクがあってとってもよかったのです。
それからと言うもの、今乗っている軽自動車から4WDの中型車がいいなぁと思うようになり頭の中は妄想でいっぱいに。
乗用車でもフルタイム四駆なら、林道くらいは入って行けると思うので山に行くならそういう車が欲しいなと思うのでした。
でも、予算がありません。
お店も開業費として、自己資金と不足分は国金で融資していただいたので、まだ返済が残っているのです。
この状態では、今買い替えるという訳にはいきません。
なので、とりあえすは今年の12月に車検があるのでそれを通して、次の車検までに新しい車に替えれるようにがんばって仕事をしようと目標が出来ました。
より目標を現実化するために、近いうちにディーラーに行ってカタログと実際の車を見てこようと考えております。
目の前に人参をぶらさげて、それを獲得できるようにがんばっていきたいと思います。