11月最初の土曜日、楽しみにしていた年に一度の、ラターボラシチリアーナ REIさん主催のお料理教室へ。
レッスン初日の午前の部だから、販売されるシチリアの食材コーナーも充実していて、どれお持ち帰りしよーと、目がキラキラしちゃう。
この日教えていただいたのは、シチリア南東部の伝統料理の数々。
まずは、ちょっと小腹が空いたときのおやつを2種類。
パスティエーラ(Pastiera)、本来は復活祭の食べ物で肉まんのようなものと、スカッチャ(Scaccia)、ラグーサのご当地パニーニで、折りたたみのパニーニです。
焼く前の、手前がスカッチャで向こうがパスティエーラ
焼き上がりはこちら♪
次は、ロッリ ケ ファーヴェ(Lolli che fave)、モディカ風 そら豆のスープパスタです。
モディカは豆の産地で、豆がたくさん入るのでモディカ風。
そら豆は乾燥そら豆を使いますが、フレッシュそら豆でももちろんいいそうです。
煮込んでできたそら豆のスープ
スープができたところで、手打ちパスタ ロッリ。
セモリナ粉とお水だけだから、生地を捏ねるのがなかなか大変。
表面がつるつるになったら小分けにして、紐状にして4~5センチくらいにちぎって、三本の指でくるっと・・・できあがり。
そら豆のスープに投入して茹で上がったら戴きます。
もう一つは、豚肉ごろごろソースのパスタ(Pasta al sugo di maiale)
豚肉をしっかり焼き付けてパッサータ、ローリエの葉、唐辛子を入れて煮込むと、ピリ辛のトマトのソースができあがります。
フェンネルシードを使って、ハーブの香りをさせるのがポイントなのだそう。
最後は豚肉のインボルティーニ イブレア風(Involtini di All'Iblea)、イブレア風のイブレアは、ラグーサのイブラのことだそう。
炒めた豚挽肉とゆで卵、パン粉、パルミジャーノを混ぜたものを、
ななななんと、豚ロース肉で巻きます…肉in肉 笑
そして、焼きます。
さぁ、REIさんのお話を聞きながら、試食タイム。
もちろん、ワインもシチリアから♪
飲みやすい♪
トラパニから持参してくださったチーズとサラミ
REIさんの畑で獲れたオリーブから抽出されたオイル、バゲットと一緒に
わたしたちのテーブルで成形したスカッチャとパスティエーラ、焼き上がりがテーブルに届きました。
そら豆のスープパスタ
楽しみにしていた、豚肉ごろごろソースのパスタ!
このパスタは、手作りパスタではなく、乾燥のもの。
豚肉のインボルティーニ イブレア風
デザートは、シナモンのジェーロ(Gelo di Cannella)
刺さっているのは叩いてつぶしたシナモンスティックです。
シチリアのジェーロはコーンスターチで固めたものなので、勝手にいまいち…と判断していましたが、あれ?!おいしぃ~ 笑
美味しく、楽しくお腹いっぱいになった後は、アボラのアーモンド、ネーロダボラの干しぶどう、REIさんのオリーブオイル、ボナユートのチョコレートシナモン味を買って帰ってきました。
ボナユートのチョコレート、久しぶりに味わいました。シナモン味、美味しい♪