定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

1.5合めし

2022年10月19日 22時11分17秒 | 日記

寒暖差疲労に見舞われ、体調がすぐれない。
現在、一時的に都内暮らしをしている。愛用の炊飯器をもちろん、引越し荷物にいれたのだが...
ガラス蓋が見当たらない。倅がレンタカーを借りてくれて、真夜中に移動したのだ。どこかで落としたのかも?

1.5合の飯を炊き、2食ちょいに分け食していた。保温機能はないので、2食目は炒飯・カレーピラフまたはケチャップライスにして。

引越して3週間弱、体調不良は毎日弁当食で血液が酸性化しているのもある。

何とも無駄遣いだが、同じブツを昨日オンラインで注文し、本日届いた。送料無料で2,600円。
早速炊いてみて、納豆+TKGの晩メシ。10月イチうまかった!

弔いに全霊を傾けて

2022年10月18日 23時05分00秒 | 日記

阿部サダヲ さすがの演技でした。
サイコパスから小役人まで、阿部サダヲが演じれば、哀愁が生まれる。

まきもとは規範から逸脱した公務員である。孤独死した市民を見送る係をしている。孤独死した人間を無縁仏とせざるを得ない場合、遺骸引き取り、火葬、しかるべき場所に安置には、時間的ルールがある。

まきもとの信念は、すべての仏様には親戚縁者の弔いが必要、その一点であり、従って役所のデスク周辺は白い箱で溢れている。そして警察側の担当者とは犬猿の仲である。

この作品は、2015年本邦公開のイギリス映画のリメイク。『おみおくりの作法』は鑑賞済であるから、まきもとの悲しい最期はわかっていた。

まきもとを見送ったのは、犬猿だった警察官。続くラストは、ひとつのファンタジーである。

もっと超越した所へ。

2022年10月16日 20時44分43秒 | 日記

一昨日の公開日の観客はほぼ女性で占められていたこと、あるレビューで読んだ。
4組のカップル、男は四者四様のクズである。クズの共通項は刹那的で自己チュウであること。その意味では、拙者も充分にクズであるが...

女たちは、男との生活を維持するため、それぞれに働き者。始めはオドオドと男の言いなりだが、最後に自身の本音を激しく吐露するところ、4人の女優が巧みに演じている。

このドラマの面白いのは、4組のカップルの恋愛の行方を追っていくのだが、4組は他のペアの元カレ元カノであるところです。

そして、
そして超越すべきは何か?それは意識の超越?
相手には過度な期待を抱かない。例えば女性にとってのパートナーは、スーパーで5kgの米を買ったときに、持ってくれる程度の存在と諦観を込めた思いを持つくらいが良し、そんなことを作品では訴えている。

趣里の身のこなし(父親譲り?)、千葉雄大のゲイっぷり、が印象にのこる。

仮都民 and 偽セレブ

2022年10月14日 20時17分00秒 | 日記

43年間住んだ埼玉の自宅を人手に渡し、一時的ですが世田谷に住んでいます。地名に「馬」が着く場所。

最寄り駅近くには女子大があり、通学路になるべくカブらないように、慎重に歩いている70歳まであと 3年なったジジィです。

世田谷=健康シティには遊歩道があり、僕の住処の庭先にも1本。
世田谷の遊歩道の距離を合わせると
17kmになるようです。
元気なオトナの足では4時間半くらいで踏破出来るでしょうか。

道端に守り神が。そしてウクライナ国旗も。ロシアがウクライナに戦争を仕掛けた頃は、厚着の季節でした。その後に季節は一巡してまた厚着になる頃には、コロナと共に戦争も終息して欲しいです。

公私ともに色々あり、今は遊歩道を踏破する情熱(気力)に欠けているワタクシです。

手(山崎ナオコーラ原作)

2022年10月12日 19時25分00秒 | 日記

若人の頃、拝見させていただいた日活ロマンポルノ50周年で、気鋭の監督3人の競作の内の1作品。

オジサンたちの生態に興味を持つ、
25歳の女性。初めて同年代の男と付き合うことになる。
お互い空虚な気持ちを埋め合うように、付き合いは当然に深みを増していくが。男には許嫁がおり...

という展開だが、女性と父親との関係性も織り込まれ、なかなかの深いドラマとなっている。
男女が付き合って行く過程で、合体シーンがあるところ、ロマンなポルノの所以だが、かつての日活作品と異なり、自然で不可欠でスマートです。

いつもは映画鑑賞の前に予習をせず臨むのだが、珍しく監督名をチェックしたところ松居大悟氏。かの『くれなずめ』の監督。
群像劇がいい感じに進行し、ストーリーに没頭する観客の心を掻き乱す荒唐無稽な展開を迎えたやっ。
先週1度は家を出て、最寄り駅から引き返したのでした。

別日、やっぱり観とこっと考え直して。