若人の頃、拝見させていただいた日活ロマンポルノ50周年で、気鋭の監督3人の競作の内の1作品。
オジサンたちの生態に興味を持つ、
25歳の女性。初めて同年代の男と付き合うことになる。
お互い空虚な気持ちを埋め合うように、付き合いは当然に深みを増していくが。男には許嫁がおり...
という展開だが、女性と父親との関係性も織り込まれ、なかなかの深いドラマとなっている。
男女が付き合って行く過程で、合体シーンがあるところ、ロマンなポルノの所以だが、かつての日活作品と異なり、自然で不可欠でスマートです。
いつもは映画鑑賞の前に予習をせず臨むのだが、珍しく監督名をチェックしたところ松居大悟氏。かの『くれなずめ』の監督。
群像劇がいい感じに進行し、ストーリーに没頭する観客の心を掻き乱す荒唐無稽な展開を迎えたやっ。
先週1度は家を出て、最寄り駅から引き返したのでした。
別日、やっぱり観とこっと考え直して。
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