一昨日の公開日の観客はほぼ女性で占められていたこと、あるレビューで読んだ。
4組のカップル、男は四者四様のクズである。クズの共通項は刹那的で自己チュウであること。その意味では、拙者も充分にクズであるが...
女たちは、男との生活を維持するため、それぞれに働き者。始めはオドオドと男の言いなりだが、最後に自身の本音を激しく吐露するところ、4人の女優が巧みに演じている。
このドラマの面白いのは、4組のカップルの恋愛の行方を追っていくのだが、4組は他のペアの元カレ元カノであるところです。
そして、
そして超越すべきは何か?それは意識の超越?
相手には過度な期待を抱かない。例えば女性にとってのパートナーは、スーパーで5kgの米を買ったときに、持ってくれる程度の存在と諦観を込めた思いを持つくらいが良し、そんなことを作品では訴えている。
趣里の身のこなし(父親譲り?)、千葉雄大のゲイっぷり、が印象にのこる。