定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

スウェーデン映画の常道

2020年07月20日 10時11分00秒 | 日記
スウェーデン映画の一つの類型として、頑固一徹な人間が新たな生活に挑むことにより、心の氷を溶かしていくストーリーがある。

結婚生活40年、家事を完璧にこなすことを存在の証としていた63歳の主婦。夫の急病により長年の浮気が発覚。スーツケースひとつ持って、未知の生活に挑んでいく。
深刻なドラマではない。
だが、ヒロインがボソッと語る言葉が哲学的。曰く
『人の弱さは、大きな家具の周りの埃のようなもの。普段は一拭きすれば済む。しかし家具を動かさなくてはならなくなった時、家具の下にはごっそり埃が溜まっている』
家事歴40年、例えも主婦ならでは。

人生において為すことがなくなり、
自殺をしかかっている独居老人(やはり頑固者)の再生を描く、4年前公開の『幸せなひとりぼっち』も思い出される。

どちらも安心して観られるスウェーデン作品だが、シュールでとても難解な作品群もある。彼の国の映画は二極化している様相。


100問テスト またもや!

2020年07月18日 20時01分00秒 | 日記
7末期限の情報倫理テストを受験した。合格ラインは350/500点。
結果↓

もとより、このテストは2年に1度との意識があった。昨年受けてるから、今年度はなしでそのまま定年?
そうは問屋は卸さない。
そんな時代です。

膨大なデータ量のテキストは一文字も読まなかった。

テキストをいちいち読んでいたら仕事に支障をきたす、そんな時節です。

合格ラインはクリアしたものの、コース平均を上回ったのは1チャプターのみ。スマホのセキュリティーに関する20問だったかな。

ネットワークセキュリティに関する初めて目にするような、カタカナ語多出の設問には、回答できず。

国会議員諸氏に、喝を入れるべく登壇した東大名誉教授がエピセンターと口にした。またもや初に耳にする外国語。神楽坂にある居酒屋イカセンターを想起しつつ、覚えようとしている不謹慎なわたし。


駅前マスク配布

2020年07月17日 22時06分00秒 | 日記
年1で開催される県運営の会合に出席した。max60名限定の、まさかの対面式。もちろん懇親会など省かれているから、きょうは早帰りだ。

自宅駅階段直下で、テッシュ配りかー?階段直下=パチンコ店玄関です。
僕より年長のおじさんが、何か粘っている。そんなにテッシュを何個も欲しいの?
目を凝らすと、マスク配布である。
僕のような上品な紳士は、テッシュ配布もスルーされがちなのね。

マスクなら話は別、歩幅を狭めて接近したが、未だ件のオヤジが粘っている。そこで、お願いして1枚いただいた僕。

30代半ば、女房の郷里・三重県熊野市のパチンコ店に、義兄と入った時以来、パチンコはしていない。

三密の殿堂として扱われがちなパチンコ店。マスクをしてパチンコをしようキャンペーンには乗っからずゴメンね!


二郎インスパイア系 home made

2020年07月16日 22時15分00秒 | 日記
作ってミタ!

21時20分に仕事から帰り、猫様に晩ごはんを差し上げた後、もやしを茹で麺を茹で、21時45分には箸で麺をすくって食らいついていた。

日清食品の箱入りピッグガーデン、直裁的なネーミングだ。300円台で豚骨醤油+背脂,ニンニクのそれなりの味が。チャーシューの貧しい感じが否めないがね。

川越の二郎系・立川マシマシにて、普通サイズをオーダーし、3分の1くらい残して、撃沈した経験あり。
店の人に怒られるんじゃないかと、ビクビクしながら退出した。

自家製なら怒られる心配なし。
求道系ラーメン店よろしく、次回は頭にバンダナ巻いて作ってみようかな。
箱の中身で全て完結、箱書にあるように、もやし1袋だけ足しましたー。それと半熟玉子もね。



政治と純情

2020年07月15日 21時18分00秒 | 日記
四国出身の政治家 小川純也49歳の17年間を追ったドキュメンタリー。

東大から霞ヶ関官僚のエリートながら、誠に一本気な男である。

党に属しながら、党利党益に供する行動が取れない。従って党内の出世は出来ず、すべからく発言権を持てない。

政治姿勢は中道、党を移った経歴もある。僕のような平均的日本人にとっては、中道は曖昧に映り、変節は潔しとしないであろう。

政治家になりたくてなったわけではなく、やらなければの心情で国会に出て、その意思は17年間まったくブレていない。

ハッタリをかませない。だから自己の迷いを周囲に隠さない。
政治家向きではない?

当選は5回、しかし選挙区で勝ったのは1回のみ。比例区当選者の発言機会は極端に少なく、ましてや現在は無所属である。

香川の選挙区の対立候補は、3世議員であり、候補者の弟は四国で6割のシェアの新聞社社主である。
選挙戦を前にして、新聞記事は偏向の度合いを増す。

香川で家賃4万7千円の自宅に夫婦で住む。永遠の少年のような政治家が我が国にも居たものだ。