定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

シアターイメージフォーラム

2020年07月11日 21時35分00秒 | 日記
2014年あたりから、映画館に足繁く通っている。

すでに東京都内のシネコン・単館・ミニシアターと、殆どすべてを踏破したわけだが、ここは初入館。

青山学院の通り国連大学の斜向かい方向にあり。
昨日はルーマニア人監督作品の単館上映。

建築家・高橋正治の設計。1階と地下1階に各1部屋の客席がある。
高橋氏は2011年の大震災の後、福島第一原発23キロ圏に、こころシェルターという仮設住宅を設計した。
元より、仮設という言葉に人間の尊厳が感じられないとの思いから、
一時期住む住居にしても、一瞬が永遠・そして宇宙に繋がるような住宅を目指した建築家である。

避難所としての近隣小中学校に、人間を押し込める行政に異を唱える最先鋒である。
実際に家族のスケールに合わせて、1畳から10畳の住宅を具現している。
思いを口に出すことは易く、実現することは困難であるのに。

思いつく範囲で、下高井戸シネマ、
下北沢トリウッド、目黒シネマを未体験。コロナが鎮まってから是非、足を運びたい。