定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

♬土佐の高知の はりまや橋で〜

2019年06月25日 22時25分06秒 | 日記

この作品のプロローグに流れたよさこい節に、何とも哀感を覚えた。その最初の印象どおりのストーリー。

カスリコとは、賭場の客の雑用(使い走りなど)をして、客からの駄賃で生きる下働き。
主人公は、高知一の料亭のオーナーシェフだったが、財産を博打につぎ込みカスリコに身を落とす。かつて自身が客として出入りした場所だ。

石橋保、宅麻伸、出色なところで西山浩司、舞台である昭和40年代の雰囲気を遺憾なく出し、そして役に溶け込んでいた。
主人公は善人であるがゆえ...

ポスターのキャッチにもある手本引き、賭博遊びの極にして、その一挙一動に凄みを感じた。
賭場は表向き 着物着付け教室。

日曜日のレイトタイム、渋谷の映画館で客は4名。
僕と同じ列で(スパイダース)井上順が観ていた。

父からのDNA

2019年06月24日 18時47分26秒 | 日記

原題は the glass castle、邦題では「〜の約束」が付されるが、この作品の父親は約束を守る意識がないのだ。

妻と子ども3人を抱える父は、夢追い人と言うには凶暴である。ただし凶暴性は外に向く、本人は白色人であるが人種差別に対しては、猛然と牙を剥く。
家族と1か所に定住する気はさらさらなく、母も子を放任するペインターである。
ただそんな父、子どもたちに夜空の星をひとつずつ選んで、プレゼントするようなロマンティストでもある。

次女は長じて、ニューヨークで人気コラムニストになるが、
セレブリティの仲間入りをしかけた時に、街角でゴミ捨て場を漁る父に遭遇する。
ついに声を掛けられなかったことが、心の呵責となるのだ。

だらだら書いたが、父を心底嫌っていたはずの次女が、最後は偽インテリの集いから外れ、社会に反駁する心を備えた独立した女性として生きて行く道を選ぶ、それこそまさに父からのDNA。

草刈正雄ショルダーバッグ

2019年06月22日 19時58分26秒 | 日記

宝島社から、忘れた頃に発行されるVAN jacketのムック本を見ると、元アイビー小僧の血がむやみに騒いでしまう。結果、財布の中身を気にせずに買っています。

今号は、大きくも小さくもないショルダーバッグ。しかも草刈正雄の冠商品である。
草刈正雄に特に思い入れがあろうはずもないが。
この驚愕のビジュアルはナヌ?

元より、生物には個体差があることは承知しています。ハーフだから?ハーフでも老け込む人は、
老け込みます。

1952年生まれ、僕より3つ上であるので今年は67。昨夜は3か月に1度の同級会で、クラスメイトに写真を撮って貰ったが、見る気にならないでーす。

孤独がデフォルト

2019年06月21日 15時48分54秒 | 日記

昨日は日記は休んで。

『ウィーアーリトルゾンビーズ』
狂言回し役のゲーマー小学生が「孤独は僕のデフォルトだから」と2度呟くところ印象に残る。
その他は、一体何を訴求したいのか、作品テーマは理解できなかったが、そんなことを求めること自体が、僕が年を食った証左であろう。

驚いたのは、よくぞここまで役者を揃えたね。
○誰もが知る
佐々木蔵之介、永瀬正敏、池松壮亮、佐野史郎
○いつもいい味だすぞ
村上淳、池谷のぶえ
○サブカル系
いとうせいこう、渋川清彦、三浦誠己、山中崇、黒田大輔
○世界の
菊地凛子、工藤夕貴
○売り出し中
山田真歩、忍成修吾
目が回るほどでした。

主役4人組の紅一点はまだ13歳の中島セナ。
すでにパリコレの東洋人モデル風の面立ち。身長が伸びればきっとパリに行ける!

まともな和メニュー

2019年06月19日 21時09分11秒 | 日記

大学の就職担当部署はお菓子の宝庫である。毎日2〜3社の来校企業の中に焼菓子、煎餅などをおみやげにくださる会社もある。学生課のメンバーで分けさせていただいています。
先週の機電系企業にいただいたのは、箱入り讃岐うどん2人前。スタッフで分けることかなわず、僕が恩恵に浴すことになった。

茹で時間14分。3分で茹で上がる早茹でペンネなんかをたまに食すので、麺がヘナヘナにならぬか心配したが、誠にコシが強い讃岐でした。
本日は定時上がりし、18時半過ぎに地元のスーパーに居た。脳裏を野菜の天ぷらでいっぱいにして。しかし
天ぷらコーナーに残るのは、えび天3尾と大葉ささみ天1個のみ。
我が住む町は30代人口が激減し、ご多分に漏れぬ高齢地方自治体である。
駅のスーパー、いったい何時がピークなのでしょうか。