
今月3回目の映画館。
もりた こころ という女優、初めて認識した。
意識高い系の方向性が独善的に突出した職業人を演じる。学生時代から、ベンチャー企業の起業家の
目に留まり、そのままベンチャービジネスの若き管理職として働くが、理論武装が滑稽なほどに暴れ出し、部下への無意識なパワハラで職を失う。
両親が他界した実家に、6年ぶりに帰ると...

兄弟姉妹の、それぞれの思いはバラバラだ。それをすべて、社会性の欠如と断罪し、3人の兄姉を見下す主人公。そこから末っ子の野望が爆発していくのだが。
森田 想、まだ20代半ばにもならない女優だが、滑舌のなめらかに若者の生意気をたぎらせる演技に、
吸い込まれてしまった。何しろその面がまえが良し。
(宣伝スチル写真の背中合わせ4人兄弟、作品の内容を表現)