
壱岐紀仁監督の『ねぼけ』(2015年)を観た。主人公は、仕事にも異性にも、正面から向かえないダメ男の物語。
職業は落語家だが、酒で人生を棒にふりかけている。だが、弟子思いの師匠と一途に支えくれる女性がいる。両者の真心も無視するようなテイタラク。
上映後、監督と柳家喬太郎ほかのトークがあり、エントランスでは、支える女を演じた女優さん(村上真希)が挨拶してくれる。
3倍の得々感に浸りつつ、これまでの自分と、まんまカブるストーリーにしょんぼりした。
新宿駅東南口に向かい、初めてのベーカリーに寄る。ジュエル・ロブション、正面から写真を撮る。外からパンを眺める人の気持ちが分かる。ここのパン1個で、コンビニにおいては3個くらい買えるからね。
まあ、話のタネである。
昨年末からずっと、新宿東南口通い専門である。