欧州金融危機で1ユーロ=80円台、1ドル=60円台の時代がやって来る
スペインの国債の利率が7%超えた、ということでこちらの動画をご紹介。
スペインがトンだら、次はイタリアが控えてますので、まあ、ユロ円は円高になるよねーっていう。
そして、そろそろアメリカがQE3(金融緩和第三弾。要はドルをいっぱい刷って市中に流す)をやれば、円とドルの比率の関係で、円の方にプレミアついちゃうんで、そりゃーなにもしなければ円が上がるよねって話。
そして、日銀の白川は、スペインの国債のニュースを知っても「金融緩和(円をいっぱい刷るよ! って政策)はやりません」と公言しておった。
そうそう、こういうニュースがあります。
イタリアの増税が裏目に、付加価値税収減少-緊縮策強化で ブルームバーグ
要は、イタリアが増税したら税収が減りました……ってお話です。
さて、日本では消費税増税法案がトップクラスレベルで合意しました。
んでんで、私はよくこの消費税法案がよくわからなかったのです、しばらく色々調べてました(つーか、報道の論調に「?」だった)。
一部の保守派の人がものすごく怒っているのですが
自民党はそもそも2010年の参院選で「消費税増税を公約掲げていた」わけですよ
しかも、内容はかなり自公の意向を反映し、民主党が掲げていたバラまきはかなりカットっぽいです(まだ内容の詳細をきちんと把握してないです)。
というか、そもそも自民党は、三党合意(まだこの段階じゃないですよー。幹事長レベルで文書に署名捺印してないから)に至るためには、「民主党の合意」を条件にあげてますので、なんつーかその、
この法案、小沢派と09年マニフェストにこだわっている層が折れない限り成立する可能性ゼロ
なんですけどね(詳細は、自民党のHPで! かなり「あぁ、京都の人だなぁ」というQ&Aなので、北海道生まれ・北関東育ちの私には、かなり読み込まないと「あ、そういうことか」とわかんなかった……)。
テレビや新聞は、自民党のHPを見てないらしくて(または報道しない自由の行使ですね)、その辺について言及してるところは少ない……ってーのが、先週までの私の感想です。
でも、よくわかんないわー。
台風で昨日から頭痛が酷くて、脳みそが働いてません。
部屋の中の湿度、73%オーバーですよ!(うちのエアコンは72%までしか表示しないの。それ以上はH1って表示になる)
まあ、いずれにせよ、消費税はいつかあげなきゃいけないわけですが、私個人まず、デフレ脱却させて名目GDPが年で3~5%になったらむしろあげろ、と言いたいかんじです。
そのためには、日銀の金融緩和と公共投資を車輪の両輪にしてガンガンやるしかないんですけど。
公共投資なんですが、私、共産とか社民とかが、どうして地方では弱いかわかった!
これらの政党は基本的に「公共投資は悪」なんですけど、地方では、「県にそもそも高速道路が一本もない(宮崎県)」とか「政令指定都市なのに、下水道普及率が60%(岡山市)」とかあるからです。
そういうところには、むしろ公共投資を望みますよね? というか、望んで当然だと思うのですが。
私は都市部で便利に暮らしてるけど、地方の人がそういう状況(利便性や衛生面で都市部に比べて大きく差がある)でいいとは思わないので、やっぱり公共投資はやった方がいいんじゃないのーと思う人です。はい。