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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

今日中にと云われたが 朝を午後に結局は明日の夜

2011年05月16日 | 日記

5月16日(月) 晴れ 朝から雲が広がる 高い雲なので雨は降りそうにない

午前中の予定が変わり、時間が空いたので新たに花が咲き出した花を見に庭に出た。ニシキギの植え込みに沿って歩いてみると一つだけつぼみを開いているのがあった。この花はつぼみも緑花もミドリから始まる。 

初夏ともなると白い花が多い。この花は「白山吹」と面白味のない名前がついている。『七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとだに 無きぞ悲しき』にある黄色い山吹とは大違い、実は沢山付き株もどんどん増えるのだ。

この花は特に香が強いわけではないが、虫が沢山来ている。どの花を見ても虫がいない花は少なく、虫がいない花も少し待っているだけでいろいろな虫が観察できる。下の写真のミドリの虫はキリギリスの幼虫だろうか?まだ羽が生えていない。

庭の中央紫式部の根元でエビネが咲き出した。スギナにいつ追い出されるかと心配していたが不思議にエビネの周りには進入してこないようだ。

昨年は遅霜で全滅、花は一つも見ることが出来なかった。つぼみのときには大きな厚い顎で覆われているが霜には弱い。蘭のような美しい花の形が魅力的だ。

東側の土手にはこの黄色い花が沢山増えた。特別な花では無くタンポポと同じように勝手に増えている。タンポポのように種が飛ばないのが嬉しい、繁殖力強いために、「草の王」と云う名が付けられているようだ。

タンポポは咲き始めは良いのだが、この種が飛ぶのがヨロシクナイ。その昔はこの種が飛んできて耳に入ると“ツンボ”(差別語、使ってはいけない)になると云われた。今ではこのような表現は使われないが、種は風が吹くとスッと飛び立つ。根元の茶色いのが種だが、繁殖力は相当なものだろう。

一回りして北側のキンモクセイの所に来て驚いた。今年は特別に寒かったので枯れたと諦めていた。常緑照葉樹であるミドリの葉が全て茶色くなってしまった。このところその茶色い葉ガハラハラと落ちていたが、その枝の先にはミドリの新芽がでいた。

 

チェンソーで根元から切ろうと思っていたが ・ ・ ・ 俺が悪かったと ・ ・

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生ゴミの堆肥化 微生物の元気だが温度計に表れた

2011年05月16日 | 日記

5月15日(日) 晴れ    再び黄砂で視界が鈍る  午後には 僅かだが回復

5月半ば、今年は遅いと思っていたタガソデフリソウがやっと一輪だけ開いた。よく見ると軸がうねり花は元気そうだが弱々しい。更に近づくとアブラムシが沢山ついていた。工具箱の筆で払い落としたが直ぐに戻ってくるだろう。

ニシキギの植え込みの下にしゃがみ込んでいると、“ ゴミ~ ”との声、二日分の生ゴミが窓から差し出された。赤いカーネーションが上に乗っている。母の日もしおれて黒く変色している ・ ・ ・ これっていいの?と思いながらも黙って受け取った。

生ゴミは段ボールの中で堆肥にしている。昨年秋に新調したダンボールもだいぶ変形して形が崩れてきた。冬を越すために二重にしてあるので微生物の発酵にはよいが、ダンボールは湿り気をため込んでしまうのだろう。

被せてある布を外して温度計を見ると60℃、順調に微生物が働いている。裏山から持っていた腐葉土も今では葉の形を残す物は全くなく、4日前にいれた生ゴミも分解されているだろう。

新鮮な空気を含ませるためにスコップで攪拌する。下の方は硬くなって僅かにアンモニア臭があるが、空気に触れることで臭いも消える。掘り返すごとに湯気が立ち昇り、臭いは蒸れた臭いだけで、腐敗臭は全くない。

ひとしきり掘り起こし作業を終えて中央に生ゴミを入れる。この上に米糠を入れて更に攪拌し平らにならすと作業が終わる。

ダンボールの横においたプラコンテナの存在を忘れていた。昨年秋に堆肥となったものを篩で塊を除いたものだけを集めてここに入れた。一冬静かに過ごしたので、硬くなっていたのだ、如雨露で水を撒き、スコップで天地返しをしてやった。

作業を終えて再びニシキギの元へいく。ここにはホタルカズラや木陰で咲く花たちがつぼみをもっていた。東側の崖下から生える木には沢山の白い花が満開になっている。香は無く虫の姿も見えない。つぼみの時は紅い色も見えたが花が開いたら白一色のものだ。

この花は数十年この地で毎年花を咲かせている。しかし、この木の名を誰も知らないと云う ・ ・ ・ 名のある花しか愛でないと云うのは世の常だろ。

コメント (2)
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