田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

花より団子 散る桜 残る桜も散る桜

2011年05月02日 | 日記

5月2日(月) 黄砂   強風  黄砂   一日中黄砂に暮れる

昨夜は霜注意報で花壇のエビネや顔を出したばかりの草花の芽を新聞紙で覆う作業を暗闇の中で済ませた。ところが、今朝になってみると黄砂の影響か太陽は薄ぼんやりと暖かい朝となった。暖かさから、リビングから観る桜も満開、残る桜も散る運命を待っているようだ。

町でも桜の名所とされている愛宕山、我が家から晴れていれば一面桜色に見えるのだが、黄砂では花見客もないと見えて、カラスも当てが外れた餌場を電信柱から観察していた。

 ヒヨドリは最後の桜花まで見逃さないぞと首をひねりながら、花から花えと巧みに密を吸う。

 モズは枯れ木に止まると云われているが、桜に止まり花より団子。子育てに懸命な母百舌、咥えているのはダンゴムシ。

 ダンゴムシかは定かでないが、睨む芝生に飛び降りて、虫を咥えて花へと戻る。

 春を食するのは人も同じ、棘トゲの木の芽を食らうとは勇気がある。鹿に先を超されたものは仕方が無いとしても、我が家と友人が口にするくらいは充分ありそうだ。

  

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