1月19日(水) 晴れ 風もなく 寒さも緩んでいる 穏やかな一日
ArgoはMがSalaでは癒犬にはならないと、電池でも入れてあるように、可愛いというトイプードルを飼った。確かに、我が家に来たときには手のひらに乗るくらいのマックロクロスケ、それは愛くるしいものだった。ところが、このところ何の自覚をもったのかは解らないが、先輩Sala立場を無視する傍若無人振りなのだ。
今日、俺のパソコン部屋でのこと、何気なく振り向くとSalaが俺の鞄の傍らで丸くなっている。彼は床の上には直に座ったりしない犬なので“?”と思い背中を回してのぞき込むと、Argoのベッドにスッポリと丸くなって入っていた。犬は身体の何処かが小屋やベッドに触っているのが良いと云われている ・ ・ ・ それにしても騒ぎもしないで彼の椅子をArgoに明け渡したのだろうか?
Salaのベッドを見るとArgoが広々としたところで身体を丸くしている。Argoッ少しだけ強く呼ぶとカッと頭を持ち上げ、牙を見せた。
Mが可愛いといって決めた犬、いつからこのように気が強くなったのだろう。
穏やかな天気だが、場所を替えればいろいろ有るモノだと想いながら、朝の景色を思い出した。
太陽が昇るまえ、西上州の山々は趣有る姿を見せてくれる。俺が好きなのは、タンカーのような荒船山の手前の山襞が時と共に表情を変える。白い朝靄が山の襞から筋になて現れやがて広がりながら霧となるのがよい。
太陽が昇る直前ともなると空は橙色から黄色に変化し千曲川の川霧なのかグングンと南へ広がり高さも高くなる。
太陽が顔を出す頃には川霧は一番高くあがり荒船山の山並み霧に包まれてしまう。山裾の集落に朝日が指しこむ頃には霧も何処かに消えてなるくなるが、音もないこの時間帯が俺は好きだ。
こう言う朝を静かに過ごしている朝、ArgoもSalaも静かに一つのベッドで過ごしているのが不思議だ。