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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

集落を囲む山道 草むらにも弱肉強食の世界が ・ ・ ・

2009年08月18日 | 日記
8月18日(火)ぼんやりした太陽 熱くもなく風も冷たくはない 一日

畑のバジルが適当な大きさに育ってきたのでハーブオイルを作る。
バジルは花芽が出始めるころで香りも甘さを感じらるようになってきた。
スーパーで買い求めた廉価版のオリーブオイルにバジルを茎ごと中に入れるだけのこと、そこには難しさなどは何もない。
1週間もすればバジルを漬けこんだオイルを使って畑で採れたカボチャを薄く切りフライパンで焼く・・・・
焼きあがったところに塩と砕いたキャラウエイシードを振りかければ好物の一品となる。


昼からは役場に行き環境フェアの実行委員会で使う資料を届ける。
今時の役所としては時代的でメールに添付しても開けないものがあると云う。
担当課が異なるだけでITのレベルに格差があるのは困ったものだ。
次には公民館によって支援金で行う事業の進め方を確認した。
もっとも町民レベルの活動なのだからマイペースでやればよいと思うのだが・・・

時間が早く終わったので帰りに集落を囲む山道に寄ってみた。
ここは2日前にも来たが、今日は反対回り東側の隣の集落から昇ってみた。
陽のあたらない処では夏の花も終わりかけてナンバンハコベが丈を上にのばして花を着けていた。


登り切ったところで陽のあたる道を進むと赤い花のツリフネソウが未だ咲いていた。
今年は赤い花よりも黄色い花をよく見たがここでは赤の物ばかりが目立つ。
昨年はここでトリカブトを見たが辺りを探してもあのブルーの花は見当たらない。


右には谷の底に集落が見え隠れしながらあるが木々に覆われて少しだけ広くなったところでソバナが咲いていた。
秋の花はあまり目立たないのはまだ早いのだろう・・・・


遠くまで見渡せる処に出ると日当たりが良いのか草が繁茂している。
春には山菜とされるイタドリも花を着けて存在感をだし、まだ夏だと云っているようだ。


目の前を左か横切って右に下る斜面の葉の上に止まった蝶がいる。
ミドリヒョウモン・・・瞬間的にそう見たが・・よく見ると翅の両肩に白い三角型が見えた。
後で判ったことだが“クモガタヒョウモン”と図鑑にあった。
俺にははじめて出会った蝶になるが「クモガタ」はどこから来たのだろうか?


道なりに歩くとウドが花を開いていた。
我が家の東側にあるウドは長雨にたたられたのか花の姿を見ていなかった。


道から一段下がる処に水路が流れているが草に覆われて水の流れる音だけが聞こえる。
草の中でクサフジが咲いていたがそこへキアゲハが止まった。
よく見ると近くにカマキリがいる・・・蝶はカマキリの存在を知っていての幸田王なのだろうか?


弱肉強食が草むらの中でも日常の営みとなっているのは、数分前に見たのだった。
アマガエルがいたのでその愛くるしい姿を写そうとカメラを構えた瞬間のことだったが・・・
カエルが急に身体全体を前に伸ばしたその時・・・既に口に何かを加えていた。
目にもとまらぬ速さというのだろう・・・・自然界の掟を知らされた。
ピンボケ写真となってしまったが咄嗟のことご勘弁を願いたい。
コメント (4)
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