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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

日々の繰り返しながら 旭の神々しさを感じた

2009年08月17日 | 日記
8月17日(月)晴れ 薄い雲が張り出し はっきりしない一日

3時半にはすっかり眠気が覚めてしまった。
ベッドに入ってから2時間くらい経ったときだろうか、隣の部屋でゴトゴト・ズーズー云う音で目が覚めた。
てっきり愛息Salaが食品庫に入り込みいたずらをしていると思った。

真っ暗の中そーっと見に行くといつもは棚の上にあるパン焼き機が床の上で動き出していた。
棚の上に何があったのかはわからないが床に置いたパン焼き機が朝の焼き上げ時間に合わせて動き出したのだった。
初めはもしや、悪党が入り込み・・・とあってはならないことに緊張したために眠気はすっかり飛んでしまった。
一時間も本を読んでいると東の空が紅に染まり始めた。
浅間山の噴煙が東西に黒く広がっているのが不気味だ。


太陽が頭を出した処はお立ち台のように高く盛り上がった山の上からでた。
この山はどの辺になるのだろうか?
浅間山のすそ野にある離れ山と似ているがかつては火山だったのだろうか?


やがて太陽の頭が赤く顔を出したが、だいぶ南のほうに移っている。
久しぶりに赤い太陽を見たが空気に湿り気があるのか真冬のような鋭さは感じない。
相変わらず浅間の噴煙は西の方が長くたなびいている。

偶然にもパン焼き機のお陰で久しぶりに日の出を拝むことができた。
毎日繰り返されていると当たり前の儀式だと思うがなんとなく嬉しい。
しかし、太陽が昇るにつれて辺りの空気は白々として、天空の空は無表情に変化している。
“こんなの見慣れた景色だヨ”とでも言いたげだの空だ。
浅間の噴煙も徐々に薄くなり大気に溶け込むように細くなびいていた。


午後にはYさんが福祉の専門家と連れ立って我が家に来ると云う。
町でのボランティア活動のことや、障害者自立支援法に対してどのようにサポートしていくかなど熱く語り合った。
町の中で議論ができることで前に進めることと、一町民として何ができるかということなど定期的に話題を持ち寄る輪が広がると嬉しい。

町づくり研究会の提言に対し、行政が取り組んでいる経過の報告会があると云う。
行政や一部の人だけで行うのではなく、広く町民に呼びかけ町民が施策に参加することで協働のまちづくりができるのではないか。
4人での会話が夕方まで続けられたこと久しぶりに濃い一日だった。
コメント (3)
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