2022年の世界の温室効果ガス排出量は前年の１・2％増え過去最高、気温上昇1・5度確率１４％

地球の温暖化は益々激化して来たと国連機関が発表した。

22年の世界温室効果ガス排出量はCO2換算で574億トンと過去最高

となった。

是では産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑えるパリ協定の目標

達成は困難視される事となった。

達成確率は14％と低く、対策が遅れれば3度近い上昇は確実とか。

今月30日アラブ首長国連邦でCOｐ28が開催されるが各国が掲げる

削減数値をクリア出来るか？

世界の排出量は30年で520億トン・35年で510億トンになると予測

されて居るが、気温を1・5度目標を50％の確率で達成するには

30年には330億トン・35年には250億トン急激に減らす必要があると

言う。

２３年度補正予算国会審議始まる・増収分の国民還元と言う岸田首相、収入の７割は赤字国債で

２３年度補正予算案一般会計歳出約13兆2千億円の国会審議が始まる

焦点となるのは収入の増収分に対し国民還元と言うが、増収分は既に

使用されなく帳簿上の増収分と言う事が判る。

又歳入の7割は赤字国債で賄われて居るのに増収分とは片腹痛い。

それに所得税住民税の減税についても色々疑問が多い様だ。

歳出の内訳は、経済対策経費13兆1273億円・所得税住民税非課税

の低所得世帯への7万円の給付金に1兆592億円・ガソリン電気代

抑さえる補助金の追加分7948億円となって居る

なお経済安全保障の重要物資の半導体関連支援には特別会計で1兆

8537億円とした。

歳入税収の増加分が少なかった事で8兆8750億円は赤字国債で

賄う、22年度剰余金3兆3911億円は防衛力強化や国債償還の

財源にする。

この様な状況での増収分減税は欺瞞だと野党は激しく追及する。

自民党は苦しい反論で応答すると言う状況の様だ