政府は米国抜き11ケ国とのTPP協定・EUとのEPA協定発効でGDPが
年に13兆円増えると言う試算を発表しました。
この二つの協定は順調に行けば、2019年に発効するそうです。
これが発効すれば、GDPを2・5%押し上げる事になるが、それが13兆円に
なると言う事です。
米国を入れたTPPならGDPは、2・59%の13兆6千億円と推定されたが
残念ながらトランプ氏のTPP離脱宣言で壊滅かと言われたが現在日・豪が残る
11ケ国で発効を目指して居る。
これが発効すれば、GDPは1・49%の7兆8千億円が見込めると弾いた。
是に今交渉中のEUとのEPAが締結されるとGDPで0・99%5兆2千億円
合わせてGDPの2・5%13兆円の増加と試算した。
雇用の面では、TPP関連で46万人・日欧EPAで29万2千人合計で46万人
の雇用が生まれると試算した。
ただ是には良い事ばかりではない。
農林水産物はTPPで33品目・EPAでは28の主要品目の関税削減で大きな
影響が予測されると言う。
恐らくTPPで生産額は900~1500億円の減少。
EPAでは600~1100億円の減少が見込まれるとか。
果たして2600億円もの農産物の減少が見込まれる協定発効してそれに見合う
メリットがあるのか?
疑問ですね。
ただ締結せねば、日本は益々国際的に孤立化して行く事、間違いない様だ。