日々好日

さて今日のニュースは

政治と金

2007-09-29 12:13:33 | Weblog
年金問題が何となくおまかせ見たいな感じになったら、今度は政治と金の問題が
クローズアップして来た。福田総理の所属する自民党支部で適当でない献金を貰っていたので返金するとか、石破防衛相の収支決算表を訂正したとか、アチコチで
盛んに突かれ訂正して居る様です。いずれも法的には違法ではないが、記載ミス
とか、余り好ましくないとの理由で報道されて居る様です。
献金を受ける側から言えばいちいち団体の素性や趣旨説明を受けてから何て馬鹿な
事は出来ません。献金側が考えて貰はないと困ると言っています。
しかし我々から言えば、素性や趣旨は推測出来るのではと、思われます。1円でも欲しい後援会や政治団体。候補者とは別の思惑で走っていくのは当然の理です。
政治資金には貴重な国費が投入されています。その分については、
当然1円までの領収書の添付が当然要求されます。今1円の領収書何て誰が書くと
飛んでない話にすり替え煙りに巻いているお偉いさんがいるが、心得違いも良い
ところです。私達は1円の領収書を書けと言っているのではありません。
言葉のあやの世界で国民をたぶらかす様な事は止めて頂きたい。
國を動かす代議士が小さい金の領収書に拘って大きな仕事が出来るか。政治の世界は世間とは別世界だから領収書が取れない世界だと豪語する政治家。
今日2006年度の各政治家の政治資金収支報告書が新聞紙上に出て居た。
国民は余りこれを信用はしていませんが、色々面白い事が分かります。
それはそれぞれの分析にお任せして、頭の良い人、集金力のある人が当然の事
抜き出ています。さぞ要領の良い方法で政界を闊歩されて居るのでしょう。
話は変わりますが、現在の政治資金規正法は抜け穴だらけの法律で、政治資金
収支報告書に怪しい処や不適切な事がない政治団体が存在する方がむしろ不思議
とさえ言えます。政治家はその不備を充分に承知していて、国民には改正すると
約束する一方で何処か抜け道を考え骨抜きにしてしまいます。
自分たちを律する法律ですから与党野党を問わず国民の意思に関わらず施行されて
来ました。
私達は金も出しているのだから、口も出させて欲しいものです。
献金された分は少なくとも国民に説明の出来るものにして欲しいです。
これは与党野党を問わず全政治家にお願いしたい。