日々好日

さて今日のニュースは

インド洋給油活動

2007-09-11 13:54:30 | Weblog
今日はNY9・11テロから6年目の日です。何年経ってもあの時の 衝撃は忘れられません。
あれからテロ撲滅のためと米国は、アフガンからさらにイラクと拡大して行きドロ沼にはまりき込んだ感じです。
そして米国の核の傘の下で庇護を受けている日本も、いつの間にか国際協力の名のもとに米国に組み込まれていってしまいました。
その元を作ったのが小泉さんで我が国で各国の艦隊にインド洋で給油活動を致しましょうと申し出たのでした。この活動はテロ対策特別措置法の時限立法でしたが、
2001年から6年間も再度延期され、今年11月期限切れでその成り行きが注目
されています。
インド洋に於ける我が国の各国艦隊への無償給油はこの6年間で769回    48万キロリットル、219億円と言う巨額な無償給油です。それに給油のための
艦船や隊員等費用を計算すると相当な額と思います。
この頃は米国艦隊の中には、イラクへ行くものと、識別出来ないまま給油して居るとか。これは特措法からかなり逸脱してはいないでしょうか?
安倍さんが、自分の政治生命を賭けてまで、通さなければならない法律か、疑問に思います。
私達は今油代で四苦八苦しています。その様な貴重な油を無償で給油しなければ
いけないと言う事が国民は納得いかないのです。
テロ撲滅のためならまだ日本として出来る任務があるのではないのか?
受ける方は無償給油が一番有難い事でしょう。しかしそれが果たしてテロ撲滅に
貢献しているか疑問です。なんか無意味な行為の様に思えてなりません。
どうもアメリカの顔色を伺っての協力とは思いたくないですが、国民の賛同は受ける自信があるのでしょうか?
政府与党には、余裕の様子が見えます。また、マジックを使い国民を騙すのでしょうか?