日々好日

さて今日のニュースは

米軍岩国基地

2007-09-23 14:15:58 | Weblog
現在米軍岩国基地では、九州大学構内への米軍戦闘機の墜落を受け、墜落防止や騒音被害の軽減のため平成8年から基地の東側海面を埋め立て1キロメートル沖合に滑走路を移設する工事を日本の政府が2400億円を出して行っています。
平成20年完成予定です。これに合わせる様に米軍再編問題が浮上し現在厚木基地に駐留する米空母艦載機部隊の岩国基地への移転が決まりました。
と同時に普天間基地のKC130空中給油機12機の移転先が鹿屋に決定して
いたのに急遽これも岩国に変更になってしまいました。
それに伴う軍人300人民間要員40名それに家族が増になりました。
艦載機57機。新たにC2輸送機2機その移住軍人1900人民間要員200名
家族1700人とてつもない米軍人の移転です。チョツトした町の出現です。
勿論現在所属のCH53D大型輸送ヘリコブターはグァムに移転の予定です。
軍人180名も同じグァムに移転します。
岩国は今日本の基地が抱えている問題に直面しています。
それに米軍再編推進法が8月に実施され、再編に協力する自治体だけに交付金を
支給する様になりました。
住民投票では圧倒的反対で反対派の市長誕生し空母艦載機移転計画反対ののろしをあげた。騒音の増大、米兵による犯罪の増加を恐れた当然の市民の願いでしょう。
是にたいし國は新市庁舎建設の補助金35億円をカットしたり財政難の岩国市に
圧力を掛けてきた。反対派が市庁舎建設の募金活動を始めた矢先、県と推進して
きたプロゼクト愛宕山地域開発事業が破綻し251億円の赤字が出てきた。
國からの締め付け、地元推進派の猛烈な攻勢、地元経済界の市長辞任要望書を突きつけられさすがの市長もこの跡地を艦載機移転に伴う米軍住宅の有力な候補地として防衛庁に買い上げを求める方向で合意したとか。
基地は要らない、是は誰もが願う事です。しかし地元経済の活性化を考えると
そうも言って居られない人達が出てきます。生活がかかって来ます。
また、日本の防衛は米軍に支えられていると言う現実があります。
何処かにそのつけを負担して貰わないといけないのも現実です。
それが沖縄にばかりで日本の基地の40%を負担して貰っています。
私達もその事を真剣に考える時が来て居るのではないでしょうか。





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