続・黍生山の村夫子(きびゅうやまのそんぷうし)

黍生山の村夫子が「蜂を追いかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

前山のヘボを掘る

2024年08月07日 04時18分28秒 | 日記

前山のヘボの巣も大きくなっただろう

余り大きくなると竹の根などを抱き込んで掘るのが大変になる

そこで8月2日(金) 前山のヘボを掘る事にしました

 

掘る前に最初に捕獲した我が家のヘボの巣箱を覗いて見ました

着実に大きくなっているようです

 

3時53分 愈々前山のヘボを掘ります 矢印は巣穴です

 

獣に掘られないように被せて有った金網を外しました

掘る前に穴にピンクのチョーク粉を吹き込みました

 

掘り始めました 中央付近にピンクのチョーク粉が残っています

 

慎重に掘り進めたのですが穴が無くなりました

 

深さ20cm程ほりました 周りの土質から考えてもう少し上のようです

 

直径12cm程の栗の枯れ木が邪魔になります

この頃は「此処は営巣場所としては暑いので矢張り深い所につ来るんだろうな

なんて思っていました

 

栗の木を切ってもう少し上を掘った所です

この辺りまでは写真を撮る余裕も有ったようです

ここで掘るのを止めて「明日続きを掘ろうか」とも思ったのですが

明日は石野の応援に行くことになっています

周りの土質からみて巣が作れそうなのは右上 ヒノキと竹の間しかありません

積もっていた竹の枯れ葉を払うと細かい根の入ったスポンジのような上土が現われました

厚さ3cm程のスポンジのような上土をハサミで10cm四方ほどサクサク切り取りました

それを持ち上げてみると 何と巣盤ではありませんか

キツネにつままれたような気分でした 外皮も見てないのにいきなり巣盤

竹と檜に阻まれ巣を上に作るより仕方無かったのでしょう

巣の有った所を見たのですが時刻は午後4時20分 竹藪の中はもう薄暗くて女王が見えません

カバンから懐中電灯を持って来て見た時は女王は見当りませんでした

直径10cm程の巣盤に女王が着いて居る事を願って(可能性はゼロに近いけど)移送箱にいれました

虎の子のヘボの巣を実に後味の悪い掘り上げにしてしまいました

略地表付近に巣が有るなんて今まで経験がありませんでした

四の五の言っても後の祭りです

 

コメント (6)
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