■信之忌/芍薬忌(5月24日/金曜日)ネット句会ご案内■
名誉主宰の髙橋信之先生は昨年5月24日に亡くなられました。ちょうど1周忌を迎えますので、信之忌(芍薬忌)ネット句会を開催いたします。ご参加くださいますよう、下記にご案内いたします。(花冠代表 髙橋正子)
記
①投句:献句1句と当季雑詠3句
5月20日(月)午前6時~5月24日(金)午後5時
5月20日(月)午前6時~5月24日(金)午後5時
②投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:5月24日(金)午後6時~午後10時
②入賞発表:5月25日(土)正午
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:5月24日(金)午後6時~午後10時
②入賞発表:5月25日(土)正午
献句については選をいたしません。
③伝言・お礼等の投稿は、5月25日(土)正午~5月29日(水)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
③伝言・お礼等の投稿は、5月25日(土)正午~5月29日(水)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
山鳩のしきりに鳴けり芍薬忌日 正子
あじさいに雨ふるかぎり青に染む
夕焼けの吾にかく燃え信之忌
クローバーある日夏めく密に咲き
芍薬忌野はひろびろと水湛う
夏鶯切り株みがく声放ち
茅花流し青き田水をきらめかす
パチパチと音たて走る麦焼く火
信之忌芍薬の白満開に
朝顔の双葉が青いと母の声
空仰ぎ日傘をもてば朝はじまり
ふと香る薔薇の赤に近づいて
活けてより忌日の百合の香の深き
紫陽花の広がり蕾持ち始む
挿し芽して紫陽花小さき毬生まる
水に挿すパセリルッコラ風入るる
水煙の空の近しや芍薬忌
●投句
母の日やきょうも勤めし母の朝
どくだみの花のまわりの闇は濃し
みずみずし水没林の根のあまた
雨上り雫滴るさくらんぼ
朝起きて淹れる新茶の青々と
身の締まる鯖寿司味わう日曜日
<献句>
師と会うた城は大阪蝉しぐれ
車椅子押しつつ吟行夏の城
田に水の入れば夏鳥羽休め
楽しみは子メダカ増える朝一番
芍薬を咲かせて散らす師の詩魂
風すこし梅花空木の薫り来る
紫陽花のつぼみの縁に青しかと
青葉雨少年の弾くヴィヴァルディ
青空に水煙高し芍薬忌
母存れば白寿なるかな小満に
初ほととぎす未明の空に響く
腹を見せ背を見せひらり夏つばめ
先程の投句の二句目
フェンスよりはみ出し咲きぬ百合の花」
を下記の通り訂正して下さい。
記
フェンスよりはみ出し咲きぬ百合の花
以上
自慢話また聞きたきや芍薬忌
芍薬の豊かに並ぶ門の前
フェンスよりはみ出し咲きぬ百合の花」
バナナ採る朝一番の庭師かな
ゆく星の光彩さやか芍薬忌
話し声奪う瀧音明けの天
百本のばらの香りを浴びにけり
あけぼのの風の吐息や初夏の沼
先生の酔うた丸い背夏料理
夏灯ワインは赤くほの甘く
酔眼に夏星いくつも瞬けり
萍(うきくさ)の花咲く池の濁りより
芍薬忌夜に句集を読み返す
風薫る海辺の緑地に家族連れ
軒先の紫陽花大きく膨らんで
蝶々来る朝日の光る水溜まり
★松山のことは夢なり芍薬忌
★想い出を辿るひと時窓若葉
★師の教え偲ぶ時なり青嵐
★良き暮らし吟ずべしとや風薫る