絵話塾だより

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2018年2月10日(土)イラストじっくりコース・安齋肇先生の授業内容

2018-02-12 15:31:39 | イラストじっくり塾
安齋肇先生の回は、課題「大きい絵」の発表です!
とにかく大きく、という今回のテーマ。
皆さんどんな答えを出してこられたのでしょうか。
外はあいにくの雨でしたが、工夫して無事に持ってきてくださいました。

大きい絵は、描いてみないとわからない体験が詰まっています。

いつもより身体を使って勇気も出して描かないといけないですし、描くスペースの確保や、保管場所なども考えなければいけません。
その「存在」がすごいです。

安齋先生は、大きくないと伝わらないものがある、と。
大きいと細部をごまかせないため、どう描くのかをはっきりさせないといけない。
また、大きい絵を描いていると自分の手癖がわかる。例えば同じような絵でも良いから何度も描くと色々見えてくるそうです。

皆さんの作品です。
・古布を使ったパッチワーク
・実物と同じサイズ、等身大の絵
・寝起き後の自画像
・墨で大きな木
・いつものオリジナルキャラクターを大きく描いた
・馬を描いた
など。




・人に説明しなくてもわかる絵は良い絵。
・インスピレーションを取り入れることは大切だが、気を付けるところと楽しんでやって良いところがある。
・偶然でも見えたもの、後付けでも良いから、良いと思えば取り入れる。
・実物を見て描ける環境を作れるならそれに越したことはない。
・絵は完成させること。そして前に進んでいこう。


今回のスペシャルゲスト、卒業生の竹内みかさんにご登場いただき
100号のアクリル画を披露してくださいました!!
竹内さんが近年モチーフにされているのは、メロディペットと呼ばれる動物型遊具です。
見せていただいた絵は、風景画で、真ん中の奧にメロディペットを描かれていました。
遊園地から消えつつあるというメロディペット。
安齋先生は、消えてしまうものを絵に残していくことはとても大切なことですね、と。
竹内さんはよく大きな絵を描かれます。
大きく描いて人に伝えたい、体感してほしいのだそうです。



大きく描いてみていかがでしたか。
次回3月24日は安齋先生の今期最後です。
今回の発表で言われたアドバイスをもとに描いてきてください。次は、大きいものにこだわらなくて良いです。
よろしくお願いいたします。
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