絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2018年1月31日(水)絵本わくわくコース・製本教室の授業持ち物

2018-01-25 17:03:30 | 絵本わくわく塾
1月30日(水)は、製本教室です。

*持ち物
・カッター
・カッティングマット…※あれば
・定規…※出来れば50cmのもの
・木工用ボンド
・筆記用具
・不要なハンカチ
・材料費を数百円程度頂きます
・製本してほしい絵本があれば持って来て下さい
(市居先生の授業課題などが出来ていたら、それをお持ち下さい)
※14時〜17時の三時間授業です。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。


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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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2018年1月24日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2018-01-25 14:48:14 | 絵本わくわく塾
高科正信先生の4回目の授業は「生きる」がテーマでした。

授業の初めに、高科先生が定期購読をされている『DAYS JAPAN』を紹介していただきました。
世の中には知らないことだらけ、知らなくても普通に生活は出来ます。
でも、テレビなどで放送されないことなどを、知る必要があるのではないかと思い、定期購読されているのだそうです。



この世界の中で5才まで生きられない子どもは1100万人。
豊かな日本では考えられないですが、貧しい国では一日1ドル以下の生活をしている人が10億人とも言われています。
哲学者サルトルのことばで「飢えて泣く子の前で文学は可能か」とあります。
今日の授業では、文学を絵本と置き換えてみて考えました。

飢えて泣く子どもには、温かいスープなどの食べ物・身体を暖める毛布や衣服・病気を治すワクチンが必要ではないか。
世の中には、悲惨な生活をしている子どももいるが「この世は生きるに値する」「生きることは捨てたものではない」と書いている希望の作品が多いです。
本日は、そんな絵本を紹介していただきました。

B級映画の「クロコダイルダンディ」
危険と背中合わせになりながらも生きるために獲物を獲ります。

 

・『地下鉄少年スレイク』フェリス ホルマン 遠藤育枝・訳 (原生林)  1989
・『ろくべいまってろよ』灰谷健次郎・文  長 新太・絵  (文研出版) 1975
・『ピーターのてがみ』 エズラ・ジャック・キーツ 木島始・訳(偕成社) 1974
・『わたしとあそんで』 マリー・ホール・エッツ 与田準一・訳(福音館書店)1968

どの絵本も、子どもは成長していく中で、様々な困難にぶつかりますが、
日常にひそむ驚きや発見を絵本は伝えています。
 

前回の課題は「絵本のテキストを書く」でした。
絵本は絵が大切ですが、物語も重要です。
テキストが代わると、話がおかしくなってしまいます。
海外で出版された高科先生の絵本が、どう訳されているか読んでみました。
間違った訳になると、なんだか少しニュアンスが違ってきてしまいます。

 

翻訳には、そのまま訳するのではなく、センスが必要になってきます。
夏目漱石は「愛しています」を「月がきれいですね」と訳されていたそうです。素敵ですね。

次回の課題  ※2月21日(水)提出
『うみべのコンビニ』という題名で、絵本のテキストを書いてきてください。
絵本のテキストなので、15見開き(15場面)で書く。
1場面に入る前の扉のページに「うみべに、いっけんのコンビニエンスストアがありました」という文章を入れて下さい。







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