手づくり漆器 ~うるし うるおい うるわし~

鳥取の漆職人がお届けします。

松田 権六 その2

2009-02-28 10:35:51 | Weblog
松田権六は、日本の伝統文化をどうにかせねばならないという危機感を感じていました。戦後の日本は、敗戦により多くの伝統芸術が衰退していました。

松田権六は、戦前からでしたが正倉院の宝物や楽浪漆器(後漢時代)を手本にして、昔の漆の技法を復興しました。

偉大な漆芸家は、また偉大な教育者でもあり、立派な後継者をたくさん育てました。