手づくり漆器 ~うるし うるおい うるわし~

鳥取の漆職人がお届けします。

新年明けましておめでとうございます

2011-12-31 09:54:38 | Weblog
平成二十四年 新しい年を迎えました

悲しみの多い一年が過ぎ、復興と希望の年の幕開けです。

一番の喜びだった なでしこジャパンのワールドカップ優勝は、弱っていた日本人に強い
希望の力を与えてくれました。


 やれば出来る!!

 まずやってみる!!

 NEVER GIVE UP !!

夢を実現する為に 強い意志と 強いファイトを持って

 昇竜 のごとく 天に舞い上がっていきましょう!!


 皆様にとって幸い多き年でありますように!!

 今年も、思いのままブログを綴って参りますので、ご閲覧よろしくお願い申し上げま  す。

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今年最後の忘年会

2011-12-28 14:55:13 | Weblog
いや~な事は、吹き飛ばしたい。何度吹き飛ばしても良いものだ。

実に今年は不幸が重なった年だった。

なんとか「災い転じて福となす」としたいものだ。

しかし、大震災は、思わぬ「絆」を生み出した。

美保南小学校は、まさにその典型であった。

福島県郡山市と鳥取市は、姉妹都市を締結している。

防災協定も結んでいたので、この度の震災には救援物資を初め、義援金そして断水の応援として給水車が出動した。

鳥取市立小学校では、全小学校が独自の応援メッセージを贈った。

小学校同士の深い「絆」が結ばれた。

心と心が通い合えば、それが大きなエネルギーとなって何でも出来てしまう。

復興のテーマは、まさに「絆」である。

27日、美保南小学校の先生方の忘年会にご招待を賜った。

これも、震災の講演をさせていただいた時からの「絆」であった。

大変楽しいひと時だった。普段お話しすることがない先生方々と楽しく歓談させていただいた。

最後に、6年生からの手紙をいただいた。ひとりひとりが、丁寧な字体できちんとした
内容のものであった。帰ってから、目頭を押さえながら読ませていただいた。

私も、お役に立つことをしたんだと自分自身を褒めてみた。


 年の最後に、いや~~な事が全部吹き飛んでしまった。

 楽しい忘年会 有り難うございました。

 来年は全ての人が良い年でありますように・・・・・・ 祈り





最近の世相

2011-12-22 07:57:45 | Weblog
平成23年もあと10日になった。

まだまだあわただしさが渦巻いている。

北朝鮮の金正日が死去し、世界中に緊迫の空気が漲っている。

その前に、ヨーロッパの金融危機。世界の経済に大きな影響を与えている。

国内では、東日本大震災から9ヶ月過ぎ、数々の問題が見えてきた。

多くの犠牲者を出した責任として、国の防災危機の危機管理や原子力に対するいいかげんな対策が問題になっている。

わがふるさと福島県は、その犠牲をモロに受け、何百年とかかって造り上げてきた生きる基盤が失われてしまった。そして、ふるさとを追われた多くの避難民が出ている。

被災地の復興事業も、思惑通り行っていないようだ。

その背景には、人間の欲や利害が絡んでいるらしい。 こんな事態にあっても、相も変わらず政治家は利害で動いている。

政権与党民主党も、いつまで経ってもまとまらない。もううんざりだ。

野党自民党も、頼りがない。もううんざりだ。

坂の上の雲を観て、この人たちは何を感じているのだろうか?と思う。

「皇国の興廃この一戦にあり 各員一層奮励努力せよ」

連合艦隊参謀 秋山真之の草案といわれている。

陸 海一丸となって、ロシア帝国に向かった。 無敵バルチック艦隊を打ち破った、日本海海戦である。

こうした奇跡を戦い抜いて勝利した日本。

今まさに 皇国の興廃この一戦にあり という事態である。

それが、信じがたいほど政府も国民も堕落している。

自分のことのみに腐心している政治家の体たらくは、国を滅ぼす以外ない。

鳥取市も同じだ。

政治家は、誰のためのものであり、誰に目をむけて仕事をしているのか。

利害を背景にした喧嘩は、もうたくさんだ。

市民の防災 安全 幸せをテーマに掲げた新市庁舎建設が、経済誘導 利権 選挙のための道具になっている。

市民はもううんざりしている。いいかげんにしてくれ。このお金は我々の税金ぞ!!

日本沈没は、すでに地方から徐々に起こっている。

後味の悪い年末は、忘年会で吹き飛ばしたい。











忘年会

2011-12-16 08:48:18 | Weblog
漆教室を始めて2年が過ぎた。
初めからのかたも今では随分腕前が上がった。

今年を振り返り、近所のやぶきんで忘年会をした。

若桜から 岩美から 遠いところからやって来た。

多いに盛り上がり、また希望と楽しみが膨らんだ。

手仕事  ものづくり 漆塗り 

これは、人を若返らせる。

自分が気に入るまで、手直ししながら作り上げていくからだ。

いいかげんにやると、いい加減なものが出来上がる。

良い作品を作るため、また研究する。

これがいい!!

良い忘年会だった!!

来年も、良いものを作っていこう!!





工芸展を鑑賞して

2011-12-15 07:46:49 | Weblog
久しぶりに東京に行った。

何処からとも無く人が湧いて来るように、次から次に混み合ってくる。

歩いている人を数えられるところとは訳が違う。

そんなわけで、久しぶりに東京の空気を吸ってきた。

時間を作って、国立東京近代美術館工芸館に人間国宝の名匠の作品展を鑑賞してきた。


    国立東京近代美術館工芸館

一つ一つが、まさに宝物であった。

それらの作品のひとつひとつが、作者の情熱がこもった最高の技術を駆使したものであった。

伝統工芸にこめられた技術が、今の日本のもの造りを支えていることを実感した。

その後、国立西洋美術館にて、ゴヤ展を鑑賞してきた。

美術年鑑で見るような有名な絵画がずらっと飾ってあった。

本物は、迫力があった。

心の垢が取れたような一日だった。



人間国宝と近代工芸の名品

2011-12-06 08:03:23 | Weblog
重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心とした伝統工芸の技の枠を表す作品や近代工芸の展開を代表する作品を中心に、約3000点に及ぶ所蔵作品のうち、主に戦後の工芸の名品を厳選して約110点を陳列します。

 文化庁が40年間に製作してきた「工芸技術記録映画」前編を特集上映に協賛。
その中で重要な作品約60点で特集する。 特に、1971年に記録した「蒔絵-松田権六のわざ-」をはじめ、全部で42作になります。

金工 田口寿恒 木工 中川清司 陶磁 原清 吉田美等 陶磁 三輪壽雪 染織 森口
華弘 北村武資 漆芸 音丸耕堂 など名品を陳列します。


   場所       国立東京近代美術工芸館
            東京都千代田区北の丸公園1-1
            TEL 03-5777-8600

   期間   2011 11/22~ 2012 1/29

   入場料   一般 200円 大学生 70円

   主催   東京国立近代美術館
   支援   文化庁