手づくり漆器 ~うるし うるおい うるわし~

鳥取の漆職人がお届けします。

漆塗りの楽しさ

2009-10-19 07:26:06 | Weblog
私が通っている 漆教室は楽しい・・。

いろいろな人がいろいろな作品を作っている。

蒔絵で額を作る。 下駄を作る。 お椀 
大皿 宝石箱 棗・・・。

結構 プロ級の人も居る。

じっくり ゆっくり 丁寧に・・。

性格も のんびり 気長くなってしまう・・。

陶芸の世界とは、又違った世界・。

時間をかけてゆっくり乾かす うるし・・。

漆の魅力に、また引き込まれてしまう・・。













佐治の漆

2009-10-18 07:51:34 | Weblog
今年も 漆を掻くことが出来ませんでした。

佐治の漆は、現在10数本残っているようです。
来週見に行ってきます。

西尾さんといって、漆を扱っていた方が(今も元気でいらっしゃる)
いろいろとお話してくれるそうです。

江戸から昭和にかけて、繁栄と衰退の歴史が興味深いです。

平成になり、出来ることならもうひとたび 復興のきっかけを作り
たいと思っています。

        ◆   会員募集中!!  ◆  

        佐治の漆を復興させる会
        鳥取の漆文化を見直そう

     ◆  事務局 鳥取市川端2丁目211
           TEL0857-23-3917
           會州堂 かいしゅうどう まで




昭和レトロ

2009-10-17 07:20:35 | Weblog
今 中心市街地で昭和レトロ わがまちお宝展が開催されています。

若桜街道の「旧トリセン」一階では、懐かしい昭和の生活風景が
再現されています。

昭和30年代後半でしょうか・。 三種の神器の洗濯機 テレビが
懐かしく感じました。 昔の看板や映画のポスターも、よくこんなものが
あったなあなんて思いましたよ。

ああいう時代に、自分たちも育ってきたのかと少年期を振りかえって
しまいました。

何でも古くなったから捨てたり壊したり・・・心当たりありますね・・。

過去の思い出までも 捨てたり壊したりしてこなかったでしょうか?

大事な思い出だけは いつまでも 心にしまっておきたいものですね。











夢まくら

2009-10-16 10:22:53 | Weblog
 ふらっと 旅に出る。

 気がついたら、昔の商家の建物が軒を並べている

 ところに立っていた。

 静かな中に、なにかずっしりしたものが漂ってくる。

 川べりに柳の並木が、風に優雅になびいている。

 川を覗き込むと、赤や白や黒や錦鯉が泳いでいる。

 ふと、目を遠くに眺めると、遥かに青々とした山並みが見える。

 30分ほど歩くと、そこは石垣に囲まれた お城であった。

 ここは、城下町。 ゆっくりとした時間の流れる・・。そして、

 上品な日傘をさしたご婦人が、手に風呂敷を抱えて私の横を

 通り過ぎて行った。 あの~~ 声をかけようとした時

 目が覚めた・・・。   残念でした・・











日本のまつり

2009-10-15 06:51:33 | Weblog
2009.鳥取 日本のまつりが、10/10.11盛大に行われました。

県内はもちろん県外からも、有名な伝統芸能が披露されました。

中国 韓国 台湾 ロシア ドイツなど海外からも参加がありました。

世界の文化を支えてきた世界各地の伝統芸能は、脈脈と次の世代に
引き継がれてきました。 民族のもつ躍動感、そしてそこに秘められた
歴史を表現したものが伝統芸能のように感じます。

鳥取の麒麟獅子舞や傘踊りもそうでしょう。

引き継がれていく伝統芸能を、みんなで大切に保存していかねばなりませんね。

保存委員会のみなさん、関係者のみなさん、ほんとにお疲れ様でした。





金継ぎ

2009-10-14 18:53:36 | Weblog
大事な陶器や磁器が欠けてしまった、割れてしまった・・・

といって捨てないでください。

特に思い出の深いものであればなおさら・・・・。

漆を使って、金繕いをすれば また今までとは違った
味わいのある器に変化しますよ・・。

この技法は、昔からあるものです。

ただし、接着剤などでくっつけないでくださいね・。
価値がなくなってしまいますよ・・。

きちんと本職の人に 依頼すればいいと思います・。


   お問い合わせは  會州堂 かいしゅうどう
            鳥取市川端2丁目211
            TEL 0857-23-3917





49日法要

2009-10-13 07:57:12 | Weblog
秋晴れのもと、義母の49日の法要が無事に終わりました。

東京 横浜 名古屋 ドイツとみんな良く集まってくれました。

山寺の境内は、大きな銀杏の木が鎮座していました。

村が一面に見渡せる山寺で、和尚さんの読経が響き渡って
いました。

少し心が落ち着いた中での49日法要は、故人の新しい旅立ちを
お祈り出来たと思います。故人も喜んでいたことと思います。

懐かしく出会う顔、顔。 また別れる寂しさ・・。

また、元気で会いましょうと言いながら・・・。

何よりもの先祖供養は、兄弟仲良く 親戚仲良く・そしてみんな
健康で幸せに・・に尽きるでしょう。